カジノ ギャンブリング*ゲーミング学会10周年を祝う

ギャンブリング*ゲーミング学会(谷岡一郎会長)は2月26日、第一ホテル東京において、第10回学術大会・総会を開催。記念大会ということで、将棋界から谷川浩司会長(日本将棋連盟)、羽生善治三冠(王位・王座・棋聖)、国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里選手(レスリング女子)、栄和人監督(至学館大学・日本レスリング協会女子強化委員長)など、豪華ゲストで学術大会を進めた。

第10回を記念「将来のIRのあるべき姿」と題したパネルディスカッションでは、金田勝年衆議院議員(自民)、玉木雄一郎衆議院議員(民主)、小沢鋭仁衆議院議員(日本維新の会)、鈴木克昌衆議院議員(生活の党)が出席し、日本の観光産業の振興にIR実現への関心を高めた。懇親会の場では、学会有志(全国誘致協議会)から、カジノ合法化の要請文を岩屋毅衆議院議員(自民)に手渡した。岩屋議員は、「超党派の力でカジノを実現するという気持ちは与野党関係なく、一歩を踏み出す決意です。環境は整いつつありますが、選挙による激変があり、再編をおこなっています。ともかく一日も早く、IRを実現したい」と挨拶。

重要法案(補正予算)の国会(参議院)決議の場を終え、下村博文衆議院議員(文部科学大臣)、萩生田光一衆議院議員(自民)、経済産業大臣の茂木敏充衆議院議員(自民)、谷岡郁子参議院議員(みどりの風代表)、舟山康江参議院議員(みどりの風)、平山誠参議院議員(みどりの風)、柿沢未途衆議院議員(みんなの党)、藤巻幸夫参議院議員(みんなの党)、そして自由民主党「国際観光産業としてのカジノを考える議員連盟」初代会長(平成14年12月発足)をつとめた野田聖子衆議院議員(自由民主党総務会長・写真)が駆けつけ、「新しい安倍政権ではチャレンジャーとして、新しい経済、新しいニッポンを作っていこうと取り組んでいる。規制改革のひとつとしてIRカジノは、チャーミングなアイテム。ひとりでも多くの支持を浸透させていくことが大事。当面は参議院選挙に専念、安定政権を勝ち取りたい。IRについて議論は尽くされたかもしれないが、後一歩に向けて、さらなるご理解ご協力を賜りたい」と祝辞。

2月20日に日本維新の会は、カジノを国内に誘致するための法整備を目指す議員連盟(会長・小沢鋭仁衆院議員)を発足させたが、事務局長の石関貴史衆議院議員(日本維新)は、「日本経済の起爆力となるIRの取り組みを推進していきたい」と挨拶。また瀬戸内寂聴氏からの祝電を披露、「日本の活性化にカジノは役立つものと思っております。実現まで皆様のご活躍を祈念します」と紹介。