【総会】三重遊協 権田理事長再選

三重県遊技業協同組合(権田清理事長)は5月18日、津市のグリーンパーク津において第60回通常総会を開催。コロナ禍での少人数開催であるため、来賓招待及び基調講演を中止しての進行となった。総会では令和2年度の事業ならびに決算報告が行われるとともに、令和3年度の事業計画等を決定した。

今年は役員改選が行われ、権田理事長の再選を全会一致で可決承認した。また、組合員の減少に伴い、副理事長と理事数を削減。後の理事会においては執行部に筆頭副理事長に神田紘行氏、副理事長は山口浩二氏が就任した。権田理事長は挨拶の中で、昨年5月の全店休業や旧規則機の計画的撤去など、組合員が歩調を同じくして推進できた事への謝辞を述べ、「今年も引き続きコロナ禍での我慢の経営を強いられるが、昨年同様に組合員が一丸となって、今後の課題に的確に対応し、克服していきたい」と呼びかけた。

また、今年は総会に合わせて一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢機構との共同助成の助成内定証の交付式も行われた。対象は依存症対策に取り組む団体、特定非営利活動法人「三重ダルク」(市川岳仁代表)。志摩地域におけるギャンブル問題からの回復者の社会参加促進事業に対して助成金160万円が支給される。市川代表からは、助成対象の活動内容の説明と助成への謝辞が述べられた。

【新役員】(敬称略)
理事長 権田 清
筆頭副理事長 神田紘行
副理事長 山口浩二