【動画あり】東京・北沢組合 善意の福祉車両は地域密着の社会貢献として根付く

東京都遊協・北沢遊技場組合(南栄二組合長)は3月22日、世田谷区役所において、福祉車両の贈呈式を開催。北沢組合は平成5年以来、これまでに累計寄贈台数44台を区内の福祉施設に贈り続けている。

当日の車両贈呈式では、北沢組合の南組合長が「平成5年からスタートした福祉車両の寄贈は、私どもの暴排活動が契機だった。地域の皆様のご協力の賜物であり、地域にお返しを誓った。いつまでも続けられるよう努力していきたい」と挨拶し、保坂展人区長にレプリカキーを手渡した。保坂区長は北沢組合に感謝状を授与。「長年そして継続した福祉車両のご貢献に対して、感謝申し上げたい。地域福祉の現場で御苦労されている方々へ後押しを続ける皆様方の力の存在に心から、区長として誇りに思っている」と謝意を込めた。

この後、寄贈先「千歳敬心苑」(社会福祉法人敬心福祉会)、「喫茶室パイン」(NPO法人世田谷さくら会)に福祉車両が贈られた。「来週から入所者へのお花見を企画しており、早速活用させていただきます」(千歳敬心苑)。「日々模索しながらの活動ですが、このたびの車両で、いろいろなことができると皆目を輝かせています」(喫茶室パイン)と感謝の言葉が寄せられた。式典後、桜満開の中、福祉車両は各施設に向かっていった。
写真は、保坂区長(左)にレプリカキーを贈る南組合長