関西遊商 第4回復興支援ボランティア活動を南三陸で実施

関西遊技機商業協同組合(和久田守彦理事長)は11月15日から同月18日までの日程で、第4回目となる東日本大震災復興支援ボランティア活動を南三陸町で実施した。

リサイクル・環境委員会が中心となり、小山団長以下和久田理事長も含めた22名が参加し、田畑の農地再生整備や津波被害に遭った個人宅の回復整備活動などを行った。活動初日には、中部遊技機商業協同組合の役員3名が視察を兼ねた陣中見舞いに訪れた。

南三陸町は過去にチリ地震によって起きた5メートルの津波に襲われて甚大な被害を受けた教訓から高さ5.5メートルの防波堤を建設して、津波に備えていたが、東日本大震災による津波はそれをはるかに超える16メートル近い津波に襲われ、街は壊滅状態となり、約千名近い死者行方不明者を出した。震災から2年半が経過した現在でも、今回のボランティア活動のように個人宅の津波被害の回復が進んでいないのが現状。和久田理事長は、微力でも継続的に被災地ボランティアを行っていきたいと語った。