関西遊技機商業協同組合(小西哲也理事長)は1月25日、草津市の滋賀県立長寿社会福祉センターにおいて、滋賀県社会福祉協議会(市川忠稔会長)へ車イス5台(自走式4台・介助式1台)を寄贈し、同協議会より感謝状が贈呈された。
センターの玄関ロビーで開催された寄贈式典には同協議会の職員らも参列。関西遊商の加藤副理事長から滋賀県社会福祉協議会の市川会長に目録が渡され、市川会長より感謝状が贈られた。挨拶に立った関西遊商の加藤副理事長は、「我々関西遊商が社会福祉貢献の一環として組合主催のチャリティゴルフにおける寄付金などをもとに、近畿2府4県の社会福祉協議会へ車イスを寄贈する事業も今年度で12回を数え、寄贈台数も480台に達しております。業界の状況はコロナ禍もあり、売上や店舗数も最盛期から半減するなど大変厳しい状況ですが、積極的な支援とCSRの精神に基づき、車イスの寄贈は社会福祉貢献の柱として継続していきたい」と述べた。
社会福祉協議会の市川会長は、「今年1月1日の16時10分、石川県を震源とする地震が発生しまして、数多くの方々が被災され、厳しい生活を強いられております。被災地の現状は道路・水道・電気・ガスなどインフラの深刻な被害により住民の安全確保も非常に困難であり、復旧には長い時間がかかります。被災地は甚大な被害を被り、滋賀県の社会福祉協議会からも、滋賀県災害派遣福祉チーム『しがDWAT』が現地の応援に派遣されております。当協議会では社会的に支援を必要とされる方々に温かい心と、必要な支援が届く仕組みを作ることが重要な使命と考えており、関西遊商の皆様方からは十数年にわたり、毎年継続して車イスを寄贈されているなど、豊かな地域づくりにご尽力いただいていることに心より感謝申し上げます」と謝意を述べた。