関西遊商 南三陸でボランティア作業実施

関西遊技機商業協同組合(和久田守彦理事長)のリサイクル・環境対策委員会が主導している東日本大震災復興支援ボランティアチーム16名は12月7日〜10日までの間、宮城県南三陸町において、瓦礫撤去並びに住居再生補助作業を実施した。

7日の夕刻からバスで現地に向かう直前に宮城県沖で震度5の地震が発生。津波警報が発令されたが、ボランティアチームは予定通り出発。8日の早朝に現地に着いたが、現地は雪が降り、昨夜からの爆弾低気圧の影響で雪も積もっていたが、開始時には雪も止み、個人で参加しているボランティア約20名と共に個人宅の敷地内瓦礫の撤去作業を行った。作業終了時には、作業した個人宅の家主夫妻が現れ、作業に対するお礼を述べられた。

翌9日には、個人ボランティア11名に滋賀県から参加した企業ボランティアチーム19名と共に昨日に引き続き、個人宅の瓦礫や土砂の撤去などを実施。側溝には大型テレビや扇風機などの日用品が堆積しており、ボランティアチームは黙々と撤去作業を行った。

作業終了時にボランティアリーダーより、復興はまだまだ進んでいないという事を帰ってから伝えて欲しいと述べた。ボランティアチーム一行は最後に南三陸町の防災庁舎に寄り、犠牲になった人々に対して祈りを捧げた。