都福祉事業協会 「平成27年度寄付・助成金贈呈式」開催

一般社団法人 都福祉事業協会(森田代表理事)は2月9日、京都市内の京都ホテルオークラにおいて「平成27年度寄付・助成金贈呈式」を開催した。本事業は社会福祉事業を積極的に推進する京都府や各種ボランティア団体に対して、寄付金を贈呈する目的で平成15年よりスタート。毎年継続して行い、今回で13回目を迎える。

冒頭、挨拶へと立った森田代表理事は、「私達は社会貢献活動の一環として、少しでも社会や地域の皆様の役に立てられればと考え、毎年事業を継続して行ってきました。その結果、これまでに216団体に対し、総額にしておよそ8960万円の寄付金を贈呈する事ができました。救いを求めている人達に手を差し伸べる事が、社会や地域の皆様との絆作りに繋がります。今後も事業を継続して行う事で、絆の輪を広げていきたいです」と語った。

寄付・助成金の贈呈では京都府をはじめとする15団体に対し、森田代表理事より目録(総額301万7千円)が各団体の代表者1人ひとりに手渡された。それに対して受納先団体を代表して小川住民福祉協議会の山田陽一氏は、「協議会では高齢者の方々を集め、折り紙やカラオケなど遊戯する場を提供しております。その中で以前、幼稚園からお借りした楽器を使用して演奏会を行ったところ、皆さんにすごく喜んで頂けました。そこで、協議会では楽器の購入を検討したのですが、10万円を超えるお金がかかる為、なかなか手を出せずにいました。今回の助成金を活用して、楽器を購入させて頂きたいと思います」と謝意を述べた。