遊運連絡協 セキュリティ研修会を大阪に続き東京で開催

遊技機運送事業連絡協議会(後藤達人議長)は2月25日、東京・日暮里のホテルラングウッドにおいて「セキュリティ研修会」を開催した。

東京の遊技機運送事業協同組合(栗原真理事長)を中心に組合員や商業組合関係者など100名超が参加。昨年2月に連絡協議会が発足してから今回が第1回目となる連絡協議会主催のセキュリティ研修会で、同月19日には大阪で開催されている。

冒頭、後藤議長が立ち「運送事業者の地位向上や遊技機運送を業とする者が、取り扱いに関して間違った認識を持って業務を行っていないか改めて確認して欲しい。以前は問題なかった事でも変化している。これは会社、社員、家族を守る為にとても重要な事」と語った。

講話に移り、日電協健全化・セキュリティワーキンググループの正岡副グループ長が「日電協の流通セキュリティへの取り組み状況について」とのテーマで、日電協のセキュリティ対策などについてレクチャー。日電協見直し要請として自社の運送会社管理の再確認、登録している運送会社への指導並びにセキュリティー管理の確認などを改めて確認。不備も見られた事から、セキュリティー管理を強化。遊技機運送事業連絡協議会組合員にお願いとして、団体間を横断した健全化の仕組みづくりや運送事業に関わる団体並びに連絡協議会への各種報告を義務化し、情報をよりスムーズに伝達出来るシステムの構築などを挙げた。

続いて、日工組の田中事務局次長が「新台の輸送中におけるセキュリティについて」とのテーマでレクチャーを行った。その中で日工組は梱包のセキュリティアップとして袋だけでなく、ラッピングやバンドによる結束などを4月より順次実施する旨報告。更に遊技機運送管理票の運用も1月より開始しており、運送事業者は手順を遵守し間違いのないようにして欲しいと要請した。

最後に遊技機運送協同組合の栗原真理事長が立ち、早々に連合会組織といった統一組織の設立に向けて、協議会として準備を進めている事を明らかにした。