遊技産業14団体 賀詞交歓会 開催

 パチンコ・パチスロ産業の業界14団体は、1月27日に新橋第一ホテル(都内港区)において共催による賀詞交歓会を開催した。14団体を代表して原田理事長(全日遊連)、石橋副理事長(日工組)、里見理事長(日電協)が挨拶をおこなった。

 また警察庁生活安全局保安課の加藤保安課長は、「ぱちんこはわが国の代表的な娯楽として親しまれていますが、その一方でのめりこみに起因する各種問題、遊技機の不正改造事案が跡を絶たないなど、依然として健全化を阻害する要因が残されているのも事実。違法行為者の取り締まりを強化するなど、ぱちんこが健全な娯楽となるための施策をより一層推進して参りたいと考えています」と固い決意を表明。

 更なる健全化に対して、健全化推進機構による不正対策、RSNの支援によるのめり込み対策、児童車内放置の防止対策などの施策のさらなる推進を要請。「14団体の皆様は、ぱちんこが健全な大衆娯楽になるための取り組みを一体となって一層推進されることを期待しています」と述べた。

 引き続き、西村代表(RSN)が、健全化のたゆまぬ努力で国民の憩いの場の提供を託した祝辞を述べ、宴では来賓の玉川課長補佐(警察庁保安課)、柳澤常務(保通協)が紹介された。深谷会長(日遊協)の乾杯の音頭により、新年と業界の発展、被災地への復興支援に想いを込め杯を掲げた。

 明るい話題として、原田理事長(全日遊連)の藍綬褒章受賞の報をあらためて紹介。そして、被災地支援の継続した取り組みを再喚起するべく、岩手、宮城、福島の3理事長が登壇。業界の支援の手に、岩手の秋山理事長が代表して謝辞を述べた。