財団大遊協 留学生を対象とした社会見学会を実施

公益財団法人 大遊協国際交流・援助・研究協会(高島洋理事長)は10月2日、外国人留学生を対象とした社会見学会を開催。府下18大学から男性16名、女性27名の計43名の留学生が集まり、同財団の母体である大遊協青年部会から大山秀一副部会長、福田善久未来っ子実行委員長、大原泰貴部会員が参加した。

見学会は留学生同士の交流を図ると共に、日本の技術や文化を学ぶ機会を留学生に提供する事を目的に財団設立の翌年(26年前)からスタートし、毎回、日本文化に触れ合う機会づくりとして趣向を凝らして開催してきた。今回は中国や韓国、ベトナムなど国籍や大学の異なる9カ国からの留学生達が集まり、京都銘菓の生八橋作り体験、京都市市民防災センターでの防災研修、世界遺産「東寺」拝観を通して、親睦を深めた。「今回は研修旅行の色合いを濃くしており、財団奨学生が中心となって自発的な見学会の雰囲気づくりにしました」という(谷口事務局長)。

防災研修では、強風、地震、避難、消火体験など、災害時に不可欠な防災知識や行動を「見る・聴く・触れる・感じる」ことで学んでいた。