財団大遊協 国際交流イベントにて協会の理解を深める

公益財団法人大遊協国際交流・援助・研究協会(高島洋理事長)は2月4日・5日の両日、大阪市北区の関テレ扇町スクエア・北区民センターで行われた西日本最大の国際協力・交流の祭典「ワン・ワールド・フェスティバル」にブース出展した。

フェスティバルは市民に広く国際協力の大切さを認識してもらい、活動に参加する機会を提供する趣旨で、関西を中心とした国際協力・交流に関るNPO/NGO、政府機関、国際機関、教育機関、自治体、企業などが協力して開催する国際交流イベント。同協会もその趣旨に賛同し、19年前となる平成10年よりブース出展を行っている。

ブースでは主事業である奨学金受給をはじめ、領事館との懇談会や日本文化体験会といった活動をパネル展示で紹介。合わせて、大阪府警と協力して作成した防犯啓蒙チラシや、大遊協が支援している福祉作業所で製作したセルプ商品であるクッキーの小袋を配布しPR活動を行った。4日は晴天に恵まれたものの、5日は雨天にて来場者の足に影響が出ると思われたが、足元の悪い中にも関わらず、国内外から大勢が来場した。今回はベトナム、中国、韓国の奨学生(2日間で計4名)が手伝いに駆けつけ、道行く人たちにパンフレットの配布を行いながら協会の事業説明を行った。同郷の来場者も多く、母国で会話する姿も見られ、特に同年代の留学生からは高い関心を得ていた。

「フェスティバルには国際交流・支援活動を行う様々な団体が参加しています。参加を機に幅広い国と地域の人々に我々の活動を理解して頂くと共に、活動の幅を一層、広げられるよう協会の理解を深めていきたい。」と高島理事長。19年という長きにわたり出展し続けている国際イベントに、今後も積極的に参加していきたいと語った。