福島遊連 福島県応急仮設住宅カラオケ歌合戦2014決勝大会開催

福島県遊技業協同組合連合会(禹日生理事長)は、rfcラジオ福島と一緒に福島県応急仮設住宅カラオケ歌合戦2014を開催した。9月から福島県内10カ所の応急仮設住宅で予選会を実施。そして11月25日、郡山市の『ビッグパレットふくしま』コンベンションホールにおいて、福島県応急仮設住宅カラオケ歌合 戦決勝大会を開催した。表彰式では、NPOさくら並木ネットワークへ100万円を寄贈した。

この大会のもとは、日電協&回胴遊商が東日本大震災復興支援プロジェクトの一環として企画したカラオケ大会が始まり。福島での開催が地元で大きな反響を呼び、継続開催の要望に、福島県遊連とrfcラジオ福島が応えた大会。昨年に続いて2回目の開催となった。決勝大会は、予選会を勝ち上がった83歳から52歳までの男女18名が、各応急仮設住宅の住民応援団の声援を受け、約500名を超える観客の前で熱唱した。

表彰式において、「陽は昇る」(キム・ヨンジャ)を歌った荒たか子さん(浪江町)が優勝。賞状とトロフィー、副賞パナソニック32型液晶テレビ等が贈られた。また、優勝した荒さんが住む福島市南矢野目応急仮設住宅に、応援団賞のシャープ加湿空気清浄機等が贈呈。準優勝は、最高齢83歳の青木ツナさん(楢葉町・高久第九応急仮設住宅)。第3位は西山新一郎さん(同)。審査委員特別賞は渡辺武さん(富岡町・三春町平沢)が受賞した。

震災による津波の最高到達点への桜並木植樹を通じ、犠牲者への鎮魂と被災地の経済復興支援を目的として活動している「NPO法人さくら並木ネットワーク」に対し、福島県遊連からの募金贈呈式を行った。諸田英模副理事長は、同NPO法人のさくら大使・普天間かおりさん(歌手)に、100万円の目録を贈った。諸田副理事長は「皆さん方と同じ時間を共有できたことをうれしく思う。わずかな時間だったが心と心が通じた感じが強くする。仮設の寒さは想像をはるかに超えるものだろうが、どうか体に気をつけて、明るく元気に過ごしていただきたい」組合の継続した支援の姿勢を述べた。