神奈川遊協 ウクライナ避難民への物品支援

神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)は4月25日、神奈川県庁において「ウクライナ避難民への物品支援」として家財道具5戸分(230万円相当)を黒岩祐治知事に贈った。

神奈川県では、友好交流地域であるウクライナ情勢への対応・支援として、人道支援チャリティーコンサートなど各種の取組みを行っている。避難民への支援としては、県営住宅100戸など受け入れ体制を整えている。今回、神奈川遊協ならびに神奈川福祉事業協会は、ウクライナから神奈川県への避難民受け入れ体制の確立のため、県営住宅5戸をすぐにでも生活できるよう家電や家具などの最低限の家財道具を寄贈する事にした。

当日は、香川智佳子国際文化観光局長、大島伸生土整備局長、山崎博国際文化観光局グローバル戦略担当部長、今井明同国際課長が出席する中、伊坂理事長は、黒岩知事に目録を贈った。伊坂理事長は、「ロシア侵攻が続く中、ウクライナから神奈川県への避難民受け入れを早速に示され、避難してきたウクライナの人たちが少しでも希望をもって生活できるよう目に見える形でできる支援をと申し入れさせていただきました。今回のニュースが、様々な寄付や人道支援に広がっていくよう、そのきっかけとなれば幸いです」と述べた。

黒岩知事からは「侵攻の映像を見て多くの方々がなんとか力になりたいという思いが集まって、ちょうどチャリティーコンサートなど計画していたのです。ウクライナと日本は距離が遠いのですが、ウクライナ大使とお話をして、避難民の受け入れというニーズがあると、そうした支援ができる事を知り、さっそく動き出したところです。遊技組合様には色々な形で支援をいただいており、本当にありがとうございます」と機敏な神奈川遊協の対応に感謝した。