東遊商 「鎮守の森のプロジェクト 育樹祭」に参加

全商協所属の東日本遊技機商業協同組合(中村昌勇理事長)の社会貢献委員会は9月23日、福島県相馬市で行われた「鎮守の森のプロジェクト 育樹祭」に参加した。

この「育樹祭」は、森の防潮堤を作るプロジェクトとして東日本大震災の被災地を中心に植樹活動を行っている公益財団法人 鎮守の森のプロジェクト(代表・細川護熙元首相)の活動の一つとして行われ、今回は3年前に3000人を動員して植樹を行った230mに渡る森の防潮堤予定地において、生い茂った雑草を刈り取り、植樹した苗が太陽の光を浴びて成長出来るように土壌を整備する取り組みとして開催された。

当日は1m前後に成長した苗木を丁寧に保護しながら、その周囲に自生した大人の背丈ほどある雑草を、カマを使って刈り取ったり、植樹した樹木に絡んだツタを取り外す作業を4時間に渡って行った。秋空とはいえ照り付く太陽の下での作業は、足腰が鍛えられる上、想像を絶する肉体労働となったがが、植樹した苗が無事に森に成長する事を願って育樹活動に取り組んだ。

参加した委員からは、「3年前に植えた苗木がここまで成長してくれた事がとても嬉しく思えました。5年後、10年後に立派な森に成長するのが楽しみです」と述べた。