東京遊協 都のリバウンド防止措置受け、コロナ予防対策を継続

東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は9月29日、東京・市ヶ谷の遊技会館において、定例理事会をオンライン併用して開催。全85名中60名出席(会場出席27名、リモート出席33名)の中、緊急事態宣言が明ける10月以降も感染症予防対策を継続していく。

冒頭、阿部理事長は、9月末で緊急事態宣言が解除される中、「依然としてコロナ禍にあり、営業的には厳しい状況が続いている」と述べ、そうした中にあって、東京都の協力依頼を受けて、コロナ感染症予防対策を継続して遵守して欲しいと呼びかけた。そうしたところから、決議案件では、「東京都におけるリバウンド防止措置」(9月28日)に伴い時短営業協力依頼(10月24日迄)などを受け、10月以降も感染症対策、広告宣伝規制等の取り組みを継続していく事を上程し、挙手により決議した。

報告事項の中、「高射幸性回胴式遊技機の撤去に関する改善勧告について」は、21世紀会決議の未履行組合員に対する資格停止はすでに3回適用され、今後は脱退勧告も辞さない姿勢で臨んでいたが、今回(9月22日期限について)当該機の撤去が確認された事を報告した。「2020年度分ホールにおける使用済み遊技機の排出先等実態調査」では、2021年3月末時点の結果として、122万台が排出された状況を報告。回収先としてメーカー53%、販売商社7.4%、処理業者39.2%。旧規則機について倉庫等に保管している場合など、確認して適正な排出処理を呼びかけた。

中古機流通協議会の開催(8月6日)結果では、各種様式の押印省略について10月1日より施行する事を周知した。

【決議事項】
①(株)PRINKSからの提案について(共同購買事業として承認)
②緊急事態宣言後の業界としての感染症対策の取り組みについて(承認)

【報告事項】
①高射幸性回胴式遊技機の撤去に関する改善勧告について(未履行組合員に対応について報告)
②インボイス制度について(10月21日に関係者を交えて勉強会を予定)
③東京福祉のまちづくりからの協力依頼について(第13回となる取り組みであり、ポスター&チラシ協力)
④「2020年度分ホールにおける使用済み遊技機の排出先等実態調査」結果について
⑤2020年度分ホールにおける電気使用量等調査票回答状況について
⑥遊技機リサイクル事業の進捗状況について
⑦共同購買事業及び団体保険事業の中間結果について
⑧11月全日遊連ファン感謝デーの注文結果について
⑨pp奨学金「ドリンクプレゼントキャンペーン」の実施について
⑩中古機流通協議会の開催(8月6日)結果について
⑪遊技機の計画的撤去及び廃棄台の適正処理について(新規則機への入替えは、7月末75%目標としているが、69.7%(8月末実績)と伸び悩んでいる状況から、計画的撤去、適正処理について呼びかけた)