東京遊協 臨時総代会及び7月定例理事会開催

東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は7月28日、東京・市ヶ谷の遊技会館において、臨時総代会及び7月定例理事会を開催した。

阿部理事長は、「回収の問題では、1次2次は概ね達成できる公算という。ただ、8月中に回収できなかったという事態になると、今後、様々な制限が生じることも懸念される。是非とも速やかな回収をお願いしたい。回収とともに代替機の問題がある。代替の機械が間に合わないから外せないとは言えませんので、約束事をまず優先していただきたい。3次分、年末までに60万台外さなければならない。設置確認の問題で換算すると、月間20万台が限界ということです。その事を念頭に、計画を立てていただきたい。メーカー側には、発売機種の予定を事前に出して欲しいと言っています。メーカーは商いなので機種名は明かせないというので、我々は業界の健全化のために機械を外しているのに、商いと言うのかと話しました。少しでも入れ替えが進むような状況を作っていきたいと交渉しております。是非とも、計画的に進めていただきたい」と述べた。

総代数125名中、出席79名・署名議決権13名・計92名により成立報告。議長団には、阿部理事長、宮田道繁副理事長、金海和男副理事長を選任した。臨時総代会では、「東京都遊技業協同組合からの脱退に関する規約」(案)の件が上程され、安藤薫専務が経緯を説明。これまでの定款は、「自由脱退」や「除名」の規定はあるものの、組合が任意に除名・脱退を勧告する規定が無かった。今回、組合運営に著しく支障をきたす等の行為を行った組合員に対し、都遊協側から脱退を勧告できることなどを規程した。採決は挙手により行い全会一致で決議し、8月1日より施行する。

定例理事会に移り、議決事項として「認定NPO法人ワンデーポートへの(100万円)寄付(案)について、中小企業団体中央会における会長表彰者の推薦について(案)、コードラインシステム(遊技機の管理システム)との契約(案)について、(株)ライフリン24との契約(案)について、決議した。また、各委員会報告において、経営者研修会(10月19日開催予定)の特別講師に東国原英夫氏を内定。青年部会からは、平成28年度東京ボランティア基金では5団体に選定、石巻川開きボランティア参加、「アニメエキスポ」開催結果を報告した。