日電協&回胴遊商 東京・日本橋で福島復興メニューの販売をサポート

日本電動式遊技機工業協同組合(里見治理事長)と回胴式遊技機商業協同組合(伊豆正則理事長)が被災者復興支援活動の一環として、福島で開催した仮設住宅生活応援企画「浜通りふるさとまつり」、その郷土料理&創作メニュー・グランプリを獲得した「マミーすいとん」は9月10日、福島県物産館の日本橋ふくしま館(東京都中央区)を会場として特別販売会を行った。

楢葉(ならは)町で古くから食されてきた伝統的な「ならはのすいとん」。サッカー日本代表監督だった(当時)フィリップ・トルシエ氏に振舞ったところ、ふるさとのおばあちゃんの味がすると絶賛、そこから「マミーすいとん」と名付けられた逸品。見た目はオーソドックスな醤油ベースの「すいとん」で、地鶏を使った出汁に、ゴボウをはじめ多くの地野菜が使われているのが特徴。今回は、おにぎり2個とセットで500円(税込)、限定150食を販売した。

当日、開店前からスタンバイしてPR役を務めたのは、PSアンバサダーの森下悠里さん。地元放送局の深野健司アナ(ラジオ福島)とTUF番組リポートなど、PRと地元発信に大活躍していた。特別販売に立ち会った橘高照忠常務(日電協)は、「ふるさとまつりの審査の時は時間や限られた調理条件のコンテストだったが、今回は一般の方々に料理を提供するという事で、さらに洗練されたマミーすいとんセットに仕上がった」と、審査時から比べ、見るからにおいしさ度がアップしたと評していた。

特別販売のニュースを伝え聞いた来場者も散見され、なつかしい味と、仮設住宅の人たち自らが料理を届け、しばしなごやかなコミュニティのひと時となっていた。また、オフィス街のお昼時とも重なり、「マミーすいとん」はみるみる注文が続き、完売した。

写真上/仮設住宅のメンバーと森下さんが、開店前マミーすいとんデビューをカウントダウン

PSアンバサダーの森下悠里さん(左)と橘高常務(日電協)

マミーすいとんセット