日遊協 嵐山町・共生の森活動、有終の美飾る

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は3月16日、埼玉県嵐山町で「共生の森」返還作業を行った。日遊協有志として、社会貢献・環境対策委員会、東京都・関東支部ボランティア隊、そして埼玉森林サポータークラブの協力を得て、林内清掃、看板撤去、ため池柵撤去、そして間伐で仕上げた。

「共生の森」は、日遊協20周年記念事業として、埼玉県森林づくり協定を平成20(2008)年10月25日に締結。埼玉県嵐山町大字花見台の町有地5.22ヘクタールを2008年10月25日から、2018年3月31日まで借り受け、共生の森として約1000本を植樹するなどして、10年計画の里山づくりに取り組んできた。早くも今年、その協定満了期を迎えるところから、嵐山町立会いのもと返還を行った。

薛博夫委員長(社会貢献・環境対策委員会)、知念安光副支部長(東京・関東支部)は、共生の森事業を通して、社会貢献の一環として環境への幅広い啓蒙の取り組み意義を述べた。現在は「共生の森・仙台」となって受け継がれており、5月実施について協力を呼びかけた。地元の嵐山町から杉田哲男課長(環境農政課)が出席、里地里山環境の保全は日本特有の自然環境であり、日遊協の保全、整備及び活用の取り組みに謝意を述べた。霜触(しもふれ)賢会長(埼玉森林サポートクラブ)からは、豊かな森林を次世へ継承、そして活動によって様々な交流が生まれる事の意義を述べていた。

20周年記念碑の前で最終の記念撮影