日遊協 「遊技機取扱主任者」は1万6700名規模

一般社団法人日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は3月18日、日遊協・本部会議室において理事会後の定例記者会見を開催した。

4 月1日より実施される「製造業者遊技機流通健全化要綱(以下、要綱)」および「遊技機製造業者の業務委託に関する規定(以下、規定)」に際し、ホールで取扱主任者の資格を持つのは、約3100名規模。そのため経過措置として当分の間、営業所管理者を遊技機管理員(取扱主任者)とみなすことと、なっている。 ただ、日遊協で実施している遊技機取扱主任者のニーズが4月からさらに高まることが予想されるところから「受講できないことがないよう、例年の5割増」の 全国各地での開催対応を期している。

「遊技機取扱主任者」数(2月末現在)は、約1万6700名規模。内訳では全商協 関係約8200名、ホール関係が約3100名、メーカー関係約1900名、設置会社関係約2200名、その他約1300名。「ホール関係は、全国で約1万1000店として、現在3100名規模が取扱主任者を取得している。残る約8000名あるが、営業所管理者でよいのか、遊技機取扱主任者(遊技機管理員)を取得した方がよいのかは、ホールの方で考えると思う」(堀内専務)と今後の制度運用状況を見ながら対応していく考え。

それに関連し、去る2月23日午後3時15分ころ、新千歳空港の誘導路で、新千歳空港発-福岡空港行きの日本航空3512便の右エンジン爆発による避難報道があった。その際、取扱主任者を受講するため北海道から福岡に行くための搭乗者が3名いた。その内2名は受講できなかったという。「北海道から福岡に受講しに行かなければいけないという風にもそのニュースから受け止められ、ホールのニーズが高いのかもしれない」として、試験体制の対応充実につとめていく。

新規承認において正会員7社、賛助会員4社の加盟承認。これにより、正会員343社、賛助会員75社、合計418社と3団体(日工組、日電協、同友会)となった(ホール111社/メーカー(機械)76社、販売会社112社、景品会社10社、その他34社)。

ゴールデンウィーク中のニコ超会議(幕張メッセ)において「パチンコ・パチスロフェスタ」ブースを4月29日、30日に展示予定。試打コーナー、ステージイベント、アンケートの実施などを行う。メーカーとホールで研究中の「ちょいパチ」も展示を予定している。