大阪遊協 エコかるたを市内534施設に寄贈

大阪府遊技業協同組合(平川容志理事長)は1月28日、大阪市役所において、オリジナル「エコかるた」の寄贈を行った。大遊協エコプロジェクトの一環となる本事業は、市内の534施設にオリジナルキャラクターであるシロクマの「きょうくん」をデザインしたかるたを配布し、子ども達のエコや環境に対する興味を啓発する狙いだ。当日は大阪市こども青少年局の内本美奈子局長に目録を贈呈し、活動に対し感謝状が贈られた。

大遊協からは河本勝弘副理事長、事業開発委員会の天野竜児委員長らが列席。贈呈後、河本副理事長から「大遊協では長年にわたり、環境問題に対しエコプロジェクトを展開しており、2年前にはオリジナルのエコ啓発本『しろくまくんのてがみ』を市内の各施設に寄贈させて頂きました。子ども達がかるた遊びを通じて環境問題を身近に感じ、考えるきっかけになってもらえれば嬉しいです」と述べ、今後もエコプロジェクトをはじめとする様々な社会貢献活動に取り組んでいきたいと語った。

対して内本局長からは「大阪市も子どもの教育や待機児童等の問題を重要課題として推進しております。ご寄贈頂きましたエコかるたは教育を通じて、我々大人が守っていかなければならない環境問題を子どもの頃から啓発できるという、非常に有意義なものだと思います」と、謝辞を述べた。

エコかるたには大遊協のオリジナルキャラクターであるシロクマの「きょうくん」がデザインされている。地球温暖化によって北極の氷が溶け、シロクマの生態に影響を及ぼしてしまうというところからシロクマのキャラクターが採用された。現在ではエコプロジェクトの枠を超え、ひったくり防止カバーの前面デザインや、大遊協が行う様々なイベント等できょうくんが使用されている。露出を増やし認知度を高める事で、より身近に感じてもらいたいという狙いもあるそうだ。