大遊連青年部 第31回「未来っ子カーニバル」開催

大阪府遊技業組合連合会青年部会(野口賀蔵部会長)は12月23日、総合多目的アリーナ・東和薬品RACTAB(ラクタブ)ドームにおいて、第31回「未来っ子カーニバル」を開催した。今回のテーマは「将来の自分を描こう、未来っ子チャレンジスクエア」と題して、色々な職業体験を会場いっぱいに散りばめた。

オープニングは、関西シンクロLOVERSによるシンクロナイズド・スケーティングで始まった。そして、サンタクロースに扮したタージン氏、松田青華さん(司会)、おなじく謎の黄色い生物・ミニオン役の松村新一実行委員長は「メリークリスマス!」とオープニングセレモニーをスタート。松村実行委員長は、「皆さんには無限の可能性があります。将来なりたいものについて、ひと足はやく体験してもらおうと色々準備しました。私が小さい頃にあこがれた電車の運転手(ジオラマ電車運転)など、色々用意しましたので、皆さんも体験してみて下さい」と紹介。飲食コーナーでは綿菓子、お寿司、ホットドックなど、自分で作る事ができる屋台も多く設置した。

正午からの記者会見では、平川容志会長(大阪遊協・理事長)が盛大に開催できたと謝意。「本日ここに未来っ子カーニバルが多くの方々のご理解とご協力によりまして31回目を迎える事ができました事を心から喜んでおります。未来っ子カーニバルは昭和62年12月に開催したのが始まりであり、以来毎年欠かさずこの時期に開催しており、平成16年(第18回)からは大阪府の後援をいただいている。多くの方々のご理解とご協力により、回を重ねる毎に内容も充実し、施設の子どもたちも楽しみにしてくれる恒例行事になっております。今回は、子どもたちが将来に向かって希望と目標を持てるようにしたいとの想いから、スポーツ、テレビ、鉄道など様々な体験ができる催しとなっています」と今後も継続開催に想いを込めた。

野口青年部会長は、「色々な体験を通じて、この日の体験が新たな夢や目標を見つける、きっかけができるようなコーナーを設けました。クリスマスムードの中で思い切り楽しんでもらい、子どもたち全員の将来夢に少しでもつながればと思います」と述べた。

今回、大阪府下の児童養護施設等30団体、(財)大阪交通災害遺族会から1769名(子どもたち1325名、引率・保護者444名含む)が参加。運営は青年部会員が中心となり、大遊協の支部組合や組合員ホール、業界関連団体から関西遊商、回胴遊商など団体・販売商社、そして大阪府門真警察署、(公財)大遊協国際交流・援助・研究協会、ボランティア有志など多数が参加。総勢約520名余が子どもたちにクリスマスの楽しい一日を贈った。