大遊連青年部 第29回「未来っ子カーニバル」開催

大阪府遊技業組合連合会青年部会(段周精部会長)は12月23日、総合多目的アリーナ・東和薬品RACTAB(ラクタブ)ドームにおいて、第29回「未来っ子カーニバル」を開催した。

今回、大阪府下の児童養護施設等31団体、兵庫青年部招待の1団体から1841名の子どもたち(引率含む)が参加。運営は青年部会員が中心となり、大遊協の支部組合や組合員ホール、業界関連団体から関西遊商、回胴遊商、エコフレンドリー、そして開催地元にある府立門真なみはや高等学校、関西大学、自衛隊大阪地方協力本部、ボランティア有志など多数が参加。総勢約500名余が子どもたちにクリスマスの楽しい一日を贈った。

オープニングは、関西シンクロLOVERSによるシンクロナイズド・スケーティングで始まった。16人で手をつないで滑るフィギュアスケートの競技の一つで、一糸乱れぬ優美な演技で子どもたちを出迎えた。そして、吉本ピン芸人のグイグイ大脇氏と 実行委員長を務めた同青年部会の野口賀蔵氏は「メリークリスマス!」とオープニングセレモニーでサンタクロースの格好をして開会を宣言し、クリスマス笑(ショー)タイムが開幕した。

今回のテーマは「未来につなげよう、みんなの笑顔に会いたくて」。子どもたちに思い出と笑顔を提供する為、同部会では1年かけてアトラクションなど議論を重ねてきた。ラクタブドームで常設するプール、スケートの開放、幼児向けコーナー、バルーンアトラクション設置等盛りだくさん。今回、おもちゃ箱をひっくり返したように、いたる所に面白い事が待っている趣向「見る、聞く、参加する・体験する」を散りばめた。マイケルジャクソンファンクラブのMJ関西&青年部会有志によるフラッシュモブ、なみはや高校ダンス部のダンスパフォーマンス、関西シンクロLOVERSのシンクロスケート、関西大学チアリーディング部&同吹奏学部のパフォーマンス等など、会場全体で盛り上った。

閉会式では賞品獲得施設対抗戦「氷上そり競争」で盛り上がった後、松井一郎大阪府知事の名代として植田浩副知事が未来っ子を視察。併せて、未来っ子カーニバルの青少年健全育成、社会福祉貢献への取り組みに段青年部会長に感謝状を授与した。サンタに扮した野口実行委員長をはじめとしたボランティアは帰路につく子どもたち一人一人とハイタッチして見送った。

未来っ子カーニバルは、様々な事情で家族と一緒に暮らせない児童養護施設と交通災害遺族会の子どもたちに、クリスマスの楽しい一日を提供し、心身の健全な成長に寄与する目的で1987年からスタートした一大イベント。同部会の前身である若手経営者で組織する「大遊青(μクラブ)」から始まり、その後、組合青年部会として継承、今年で29回目を迎えた。

施設からバスで到着、歓迎を受け入場

関西シンクロLOVERSのショーで開演

野口実行委員長(左)とグイグイ大脇氏

二瓶講師(人間力総研)による高校生対象就職セミナー

植田副知事(左)より感謝状を受けた段青年部会長

氷上そり競争