大遊協財団 平成26年度奨学金受給証書交付式

公益財団法人大遊協国際交流・援助・研究協会(高島洋理事長)は4月14日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪にて、平成26年度奨学金受給証書交付式を開催。平成3年の財団設立当初から行なわれ、今年で24年目を迎える本事業は、在阪かつ府下に在籍する留学生を対象に奨学金を受給するというもの。今年は10名の新規受給者と20名の継続受給者の計30名を対象に、学部生に5万、院生ならば7万円が1年間に渡り支給される。

新年度を迎え、新理事長に就任した前専務理事の高島氏。式典の冒頭、新規受給者一人ひとりと継続受給の代表者に目録を手渡した後、新たに奨学金を受ける留学生達を祝し、多くの受給希望者の中から選ばれた事に自信と誇りをもって欲しいと挨拶。そして、「公益財団法人の認定を受けて1年半、我々は留学生のサポート体制の強化を行なってきました。奨学金をはじめとする経済的支援だけではなく、犯罪に巻き込まれないための防犯啓発活動や、日本の文化をより身近に体験できる様々な催しなどです。留学生の皆様は積極的に参加して頂きたい。」と述べ、日本の良き理解者となり、将来は国と国を繋げる架け橋となって欲しいと語った。

【平成26年度 奨学生の国・地域別人数】
中国・・・15名
韓国・・・6名
フィリピン・・・2名
台湾・・・3名
ベトナム・・・2名
イタリア・・・1名
ベナン・・・1名
計30名/受給者総数は、今年の新規受給者10名を加えて実人数324名(延べ725名)。