同友会 SNSコンプライアンス分科会が始動

一般社団法人 日本遊技産業経営者同友会(東野昌一代表理事)は7月16日、オーラムにおいて、7月定時理事会を開催。理事会には、正会員37社・69名、賛助会員49社・91名の合計160名が出席した。新規入会では、正会員(株)アンダーツリー東京(荒木地稔東京支社長・事業所/東京都中央区)、賛助会員(株)メディアリンク(阿部好人代表取締役・本社/宮城県仙台市)を承認。午後5時半過ぎから、東野代表、金光淳用副代表が記者会見に臨んだ。

■SNSのコンプライアンスの取組みについて
ギャンブル等依存症対策の一環として、遊技機の射幸性の低減や、その他多くの対策が今年度中に取り組まれている中、広告宣伝のあり方は、業界として一定のルールづくりが課題となっているところから、SNS(等)についての運用方の適正なあり方についてSNSコンプライアンス分科会「DYK中の人プレ会議」を開催。同友会企業でSNSを駆使し、運用しているインフルエンサー的存在の担当者で構成。運用担当するようになった経緯、コンプライアンス上、留意すべきポイントなど、意見交換を行った。

■南三陸福興市への参加について
同友会が復興支援を続けている南三陸町の恒例イベント福興市(志津川湾夏まつり福興市・花火大会)は、令和元年7月27日に開催する。8回目となる今回は、有志8社18名により夏祭りのブースとして、輪投げ&あっち向いてほいなどのコーナーを運営する予定。また「南三陸特産品の景品提供」(共同購買)について、目標額(777万円)を達成したが、さらに取り扱い増を目指している。

■分煙と消費税の対策について
経営戦略委員会は、分煙と消費税の対策について、継続した課題として協議・研究しているが、喫緊の各社で困った事案などを集めて、再度取り扱っていく。

■夏季合宿のテーマについて
8月20〜22日には恒例となった夏季合宿(札幌開催)が予定されており、今回のテーマが協議された。その中で、ビッグデータやデジタルマーケティング技術の進化に伴い、様々なデータの可視化が可能となってきた。パチンコ業界に特化した、いわゆる「データドリブン(Data Driven)」について可能性を探る。

■天皇陛下御即位奉祝事業に関する協賛について
「天皇陛下御即位奉祝委員会」(三村明夫会長・日本商工会議所会頭)の呼びかけにより、本年11月9日に皇居前広場において「天皇陛下御即位奉祝国民祭典」を開催するところから、同友会はこれに協賛する。

【主な報告事項】
(1)「新基準に該当しない高射幸性遊技機(回胴式遊技機)設置状況の推移」(5月31日現在)
(2)パチンコ・パチスロ産業21世紀会について
(3)消費税及び健康増進法に関する警察庁からの要請について
(4)南三陸特産品の景品提供および南三陸福興市について
(5)天皇陛下御即位奉祝事業に関する協賛について
(6)依存防止対策調査の開始時期について
○人材活用委員会
a)愛媛県・高知県ストアコンパリゾン報告(6月27、28日・22社43名)、
b)中の人プレ会議(7月2日・7社11名、他10名)、
c)第4期採用担当者による情報交換交流会第2回合(7月17、18日)、
d)第6期女性社員による交流研修会第2講(7月23日)、
e)第46回会員企業間人事交流(8月29〜9月4日)、
f)第17回会員企業間人事交流振り返り会(9月19日)