全日遊連 機関誌「遊報」2月増刊号

全日本遊技事業協同組合連合会(阿部恭久理事長)は2月、機関誌「遊報」(月1回発行)において異例の2月増刊号を発行した。

表紙は白紙で、1月15日開催の理事会、1月26日21世紀会での行政講話等の内容を掲載している。冒頭の阿部理事長のメッセージでは、「21世紀会決議に至る経緯及び本決議を遵守する意義をご理解いただける内容である事から、確実に組合員の皆様のお手元にお届けしたく、急遽発行させていただきました」と増刊理由をしたためている。また、1月定例理事会において、4団体(日工組、日電協、全商協、回胴遊商)の代表者を招き、21世紀会決議についての経緯説明が行われた事を初めて公表。さらに1月26日、第一ホテル東京において開催した21世紀会会合(業界13団体)の場で、小堀龍一郎保安課長(警察庁)による行政講話の内容を掲載している。

現在、「パチンコ・パチスロ産業21世紀会」は任意団体であり、事務局は全日遊連が担当しているが、その広報は皆無だった。今回、異例の増刊号を通して、21世紀会決議(2020年5月20日)の意義について組合員に周知を行った。

機関誌「遊報」は全日遊連の諸活動を組合員ホールに広く知ってもらう事を目的に、1部300円で組合会費により発行されている。今回の増刊号は、平成3年4月に創刊して以来、初の増刊号となった。