全日遊連 パチンコ攻略法詐欺裁判に情報提供

全日本遊技業協同組合連合会(原田實理事長)は5月21日、行われた理事会後の記者会見の中で、パチンコ攻略法詐欺被害について、今年5月に雑誌発行者、広告代理店の責任を認めた大阪地裁の画期的とも言える判決が出された裁判について、原告弁護団と全日遊連事務局が面談し、意見交換や情報提供、また裁判所からの調査嘱託を受けていたことを明らかにした。

この裁判は堺市在住の男性が、攻略法提供会社とともに、掲載した雑誌社、広告代理店に対しても共同不法行為責任を追求。255万円の請求を行っていたもの。

原告弁護団は全日遊連とコンタクトを取り、情報交換。また裁判所からこの件に関して調査嘱託があり、全日遊連がこちらに対しても情報の提供を行ったという。結果、原告の訴えが一部認められ、両社に合わせて76万9000円の支払いを認める判決が下された。

全日遊連では今後とも攻略法詐欺等に対して様々な方法で防止、撲滅を図っていくとした。