保通協 第5回保安電子通信技術セミナー・展示会を開催

一般財団法人保安通信協会(久保國興理事長)は2月19日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)において、第5回保安電子通信技術セミナー・展示会を開催。2020年東京オリンピック開催に適応した世界一安全な日本となるためのテロ対策、サイバー世界におけるリスク抑止、秘密保護法に沿ったセキュリティアップなど、世界最高水準の安全安心な治安体制づくりに向け、最先端技術を一堂に網羅した内容となった。

開会において、久保理事長は、各セミナー会場で主催者挨拶。「昨今の経済状況、社会の複雑化等我が国の保安情勢を取り巻く環境は厳しさを増している中、警察・消防・海保等の果たすべき役割はますます重要になってきている。産業界における電子情報通信技術の発展は目覚ましいところ。こうした背景から、後援3省庁をはじめたとした企業・大学の協力のもと、最新技術を一堂に集めた展示会を行うことで、国民生活のさらなる向上に資することを目的としている」と関係者の協力に謝意を述べた。

展示会では「画像解析ソリューション」「映像伝送ソリューション」「デジタル・フォレンジック」「セキュリティ、認証基盤」「捜査ソリューション」「災害対策、ロボット、センサー等」の6テーマ別で約46の企業・大学が出展。国民の安全安心のニーズに応えるべく、産学官が連携した日本版NCFTAの構想含め、最先端技術を駆使した中、犯罪に対して抑止と体制づくりに保通協の活動意義を強調した。

久保理事長