京都財団 寄付金累計額は9億円以上に

京都府遊技業協同組合(白川鐘一理事長)が母体となって恒常的な社会貢献を目的として設立した公益財団法人京遊連社会福祉基金は昨年11月27日、京都遊技会館において寄付助成金の贈呈式を開催した。

京都遊協との共催で行われた寄贈式では、京都遊協から福祉施設に対して車両を1台贈呈(記事別)。財団からは京都市内の社会福祉団体等に対して助成金総額728万円が贈られた。その前後では10月30日に共同募金会へ協賛金50万円を振り込みにて。11月30日は京都市に対して福祉事業へ100万円、新型コロナウイルス感染対策支え合い募金へ100万円を門川大作市長に手渡し、12月4日は公益財団法人京都新聞社会福祉事業団へ歳末ふれあい募金として交付した。

そして今年1月25日は京都府庁に対して寄贈式を行った。府からは古川博規副知事や健康福祉部の糸井利行部長らが列席し、財団からは白川理事長はじめ、井料田信孝常務理事、坂本真吾理事らが訪れ、京都府が推進社会福祉事業に対する支援として150万円を寄贈した。後の懇談では古川副知事より永年の支援活動に対して謝意が述べられ、白川理事長からは「社会福祉活動に貢献する財団としてこれからも誇りを持って支援していきたい」と伝えられた。

尚、財団の令和2年度寄付・助成事業の総額は1347万7425万円、設立から本年度までの寄付女性等事業の累計は9億196万8969万円となる。