マルハン 2014草野球の頂点に「東京バンバータ」(東京)

(株)マルハン(本社/東京、京都)は11月24日、東京ドームにおいて「第8回マルハンドリームカップ」準決勝・決勝を開催。56地域、953チームが参加した大会は、初めて東京A代表(関東地区)から勝ち進んだ「東京バンバータ」が栄冠を勝ちとった。

草野球の頂点を目指す第8回の決勝戦は、午後4時半プレイボール。準決勝で昨年の覇者「小松ハシモトスポーツ(北信越)」を本格投球合戦でタイブレークの末、1対0でサヨナラ勝ちの機動野球「東京バンバータ」。そして、野球が大好きな長崎県人が集まった熱いチーム「TELSTAR」(長崎代表・九州沖縄 地区)に3対1で打ち勝ったインパルス(京都代表・関西地区)が対戦。両チームとも互角の立ち上がりだったが、後攻の東京BBは、守備のちょっとした隙を攻め先制。しかしその後は、本格派インパルス投手の好投でゼロ行進。インパルスも攻守に阻まれ終盤へ。東京BBは、6回、1死2・3塁にした後、三本間で挟まれたランナーが本塁突入、完全なアウトと思われたクロスプレーだが、本塁ベースカバーのピッチャーのミットをかいくぐる、フックスライディングを披露。判定はセーフで2点目をもぎ取り、そのまま最終回(7回)を抑え切った。

杉下茂名誉応援団長は、「決勝戦の走塁は、まさにプロ野球ハダシの、日頃から皆さん鍛えておるな!と感服した」と絶賛していた。石毛応援団長も「野球を好き!楽しむという気持ちの強さ・思いを感じた。応援団もすごかった、野球好きな皆さんと一緒にともにできた時間をありがとう!」と呼びかけた。地元の東京BB応援団、ブルースブラザーズ・バンドのトランペットと太鼓の応援は都市対抗バリと絶賛していた。

また、決勝戦に先立ちファンフェスタを開催。これは野球の裾野を広げることを目的にした一般開放イベント。マルハン応援団長の石毛宏典氏(元西武)、定岡正二氏(元巨人)、槙原寛己氏(元巨人)、元木大介氏(元巨人)、屋敷要氏(元巨人・横浜ベイスターズ)、市川和正氏(元横浜ベイスターズ)、苫篠賢治氏(元ヤクルト、広島東洋カープ)など往年のプロ野球選手が東京ドームのグラウンド内で、子供たちに野球基本を手ほどき、有意義な時間を過ごした。

優勝/東京バンバータ(東京)
準優勝/インパルス(京都)
3位/小松ハシモトスポーツ(北信越)、TELSTAR(長崎)

ファンフェスタの写真

名誉応援団長の杉下氏がフォークボールを直伝