マルハン ダイバーシティ推進・成果報告会

(株)マルハン(本社/京都、東京)は3月20日午前10時から、TKPガーデンシティ竹橋(東京都千代田区)において、「ダイバーシティ推進活動 成果報告会」を行った。働き方改革とダイバーシティは、車の両輪となっており、報告会は、第1部「働き方改革取り組みチーム」、第2部「ダイバーシティ推進チーム」それぞれ成果を伝えた。

報告会では、ダイバーシティ推進プロジェクトリーダーの高原安未氏は、テーマ「トライ・エブリシング!(Try Everything!)」を掲げた。「どんな変化が来ようとも足を止める事なく、取り組んで行こう。前向きに取り組んでいく事で、その姿を見て仲間が増え、楽しいと感じてもらえる報告会にしていきましょう」とスタートした。

ダイバーシティ推進担当役員である藤田進本部長(経営企画本部)は、「本日は、1年間取り組んできた最終成果報告会となっています。開催には、二つの目的があります。全国の取り組み内容を共有していただき、今後の活動に全員が生かしていただきたい点。もう一つは、活動を知識だけに留めず、体感して欲しい。生きた体現者が全国から集まっております。ぜひとも体感していただきたい。3月11日から組織が新しくなりました。ダイバーシティの取り組みは、すぐに成果がるようなものではありません。しかし強いマルハンを創るためには、ダイバーシティの土台があって成し得る事につながると思います」と開催意義を伝えた。そして「働き方改革」については、マルハンで働く一人ひとりが、スムーズに働ける環境・仕組み・きっかけを生みだし、企業・組織力を高めていく取り組み全国22チームが成果を報告した。

午後に入ってからは、全国の10営業部と間接部門の計11「ダイバーシティ推進チーム」が今回で3回目となる成果報告を行った。女性活躍推進を掲げるマルハンは、2020年女性役職者比率5%を目標に掲げている。平成30年度の新卒採用の女性比率は30%を達成したとの事であり、着実な取り組み成果が報告となった。その中、関西営業本部の報告では、西日本初のダイバーシティモデル店として、女性比率41.2%のマルハン梅田店のスタートを伝えた。

午後5時前、全ての報告を聞き、総括した韓裕社長は、「参加する一人ひとりの強い想いとリーダーシップにより着実に歩みを続けている事を感じました。私たちの働き方を改革しなければいけない中、10年20年後、マルハンに関わる全ての人が生き生きと輝きながら働けるという職場環境づくりが生まれる期待を感じています。当社は組織改変に際して、私の想いを伝えました。バッターボックスに立てば、失敗してもバットを振ろう!さらにはヒットを、そして試合にも勝たねばなりません。チームの一員として、一人ひとりが試合に勝つため何をしなければならないかを、確認し着実に実行して欲しい」と述べていた。

総勢280名余が一堂に集まった

働き方改革の報告した22チーム代表者

ダイバーシティ推進チームの報告の様子

韓社長は新体制のスタートにより強いマルハンづくりを呼びかけた