マルハン 「新宿東宝ビル店」インバウンド施策を発信

(株)マルハン(本社/東京都、京都市)は4月16日、「新宿東宝ビル店」のプレス内覧会を開催した。新宿コマ劇場の跡地に7年の月日を経て、地上30階建ての『新宿東宝ビル』が完成。4月17日の同ビルオープンを前にした16日にマスコミ等のお披露目、イベント等が華やかに行われた。

新宿・歌舞伎町のランドマークの期待が高まる新宿東宝ビルの2階ワンフロアに「マルハン新宿東宝ビル店」はあり、ゴールデンウィーク前のオープンを目指す中、同社の新たな取組みをマスコミに公開し内外に発信した。

同ビルには8階〜30階に客室数970室の大型ホテル『ホテルグレイスリー新宿』があり、外国人旅行者への利用対応を打ち出していることにも呼応、「新宿東宝ビル店」はインバウンド強化施策を打ち出す意欲的な対応が特徴の一つ。16日はその対応施策の検証を目的に30名の外国人モニターを集めた中での公開となった。

午後3時からの店舗公開を前に、ワクワクどきどき感を抱いたモニターとみられる世界各国からと思われる若者が店舗前に集結した。その中、外国語可能スタッフが「Good afternoon,everyone.We would like to say thank you for attending Pachinko trial session at Maruhan Shinjuku Toho9 Building.」(みなさん!こんにちわ。マルハン新宿東宝ビル店でパチンコトライアルセッションにようこそ!)と呼びかけ、お披露目がスタートした。

まずは、店舗スタッフが、モニター一人ひとりにガイドブックを手渡し、パチンコ島、パチスロ島のそれぞれを案内して遊技の仕方を説明。ホール内の付帯設備、景品陳列コーナー、景品コーナーなどサービス内容をレクチャー(英語)した。実際の遊技では『CR大海物語3スペシャル』で、参加者は約100分間遊技した。

「マルハン新宿東宝ビル店」は、次のようなインバウンド施策で臨んでいる。
①マンガでパチンコの楽しみ方や遊び方を説明したパチンコガイドブック(英・中・韓)を常備
②外国語可能スタッフ(英・中)が案内
③電話通訳サービスを利用
④外国人に遊技説明できるコミュニケーションシート(英・中・韓)を常備
⑤外国人向けの賞品を用意
⑥外国人向けのポスター表示(英・中・韓)
⑦Wi‐Fi環境を常備

遊技モニターを通じて、参加者、ホールスタッフは意気投合し記念写真に収まった

ゴジラがビルから頭を出した新宿東宝ビル

韓社長も関心を示し、遊技モニターの現場を訪れていた

日本らしい景品があることを紹介

店舗スタッフは可能な外国語の種類を胸のバッチで表している

遊技中もわからない事があれば店舗スタッフの説明を受けていた。関心があったけどなかなかできなかったというパチンコ体験を楽しんでいた