ヒカリシステム コツコツとプルタブ集め、第1号車いす寄贈

(株)ヒカリシステム(本社/千葉市稲毛区)は1月14日、白井市保健福祉センター(千葉県)において、社会福祉法人白井市福祉協議会に車いす1台を贈った。

14日午後2時、白井市福祉協議会の岩本忠志会長が出迎える中、ヒカリシステムからは、金光淳用社長、森田善博アシスタントマネジャーが出席し、寄贈式を行った。金光社長は、スーパーフレンド第2292号の贈呈の証を岩本会長に贈った。

千葉県を中心にホール名「ハップス」を運営する同社は、昨年7月、ハップス鎌ヶ谷店のある白井市の防災への取り組みに応えて、「災害時応急対策に関する支援協定に関する協定書」を締結。そうした縁もあり、地域貢献の一環として 、今回、一般社団法人環公害防止連絡協議会の「プルタブ・アルミ缶回収運動」による活動でヒカリシステム第1号となる車いすを寄付することが実現した。

この運動は、アルミ缶のプルタブを集めて車いすに換えるもの。プルタブ1個約0.3グラムを車いす1台に換えるには800キロ、約270万個が必要。約8年近くコツコツと集めたプルタブが、念願の車いす寄贈にこぎつけた。金光社長は「また頑張って、2台目3台目を贈れるよう目指したい」と挨拶。岩本会長は、「最初の車いす1台目に白井市を選んでいただき光栄です。高齢化が進む中で、利用しないで元気が一番ですが、福祉充実のためにいろいろ車いすの活躍が期待されます。本当にありがとうございました」と謝意を述べた。

なお、2月20日の「第29回 白井市社会福祉大会」において、同社は感謝状を受ける予定となっている。