パチ元会 「遊技機フェスタ&激変期セミナー」開催

パチンコを元気にする会(戎谷育雄理事長)は10月13日、大阪市内のホテルモントレグラスミア大阪において完全無料の大型セミナー「遊技機フェスタ&激変期セミナー」を開催した。パチンコを元気にする会は勉強会・セミナーを通じて、遊技業に関わる全ての人達に営業に役立つ知識や技術、技能を無料で提供する事を目的に活動する団体。年に1〜4回のペースで大型セミナーを開催しており、今回は400名を超える参加者が会場に集まった。

当日は全9セミナーを3つの教室に分けた3時限構成で実施。戎谷理事長が講師の「低射幸性時代を勝ち残る実践スモールマーケティング」や、近畿大学の池本明弘臨床心理士による「近畿大学躍進のカギは、改善にあり」など、様々なテーマが用意され、参加者は1時限毎に教室を移動しながら自身が興味を持つセミナーを受講した。

戎谷理事長のセミナーでは、低射幸性時代の業界を生き残って行く為の営業方法を解説した。今後、遊技人口及び一人あたりの遊技回数は益々減少し、遠方の顧客を獲得する事は難しくなると指摘。生き残って行く為には今まで以上に地元商圏の遊技客をしっかりと集客し、自店のファンにして行く事が重要になると話した。池本明弘臨床心理士のセミナーにおいては、近畿大学がどのように躍進してきたかを説明。近畿大学は周辺の大学ではあまり見られなかった農学部、特に水産学科に力を入れる事で他との差別化を図り、自大学にしかない強みにまで育て上げる事で、全国から人を集めるまでに成長したと伝えた。

セミナーと並行して遊技機・設備メーカー、販社、商社などによる展示会も行われた。会場では 遊技機メーカーの(株)オーイズミ、山佐(株)、(株)サンセイアールアンドディ、(株)藤商事、(株)パイオニア、販社の(株)西部ユニオン、(株)加藤商会など計10社がそれぞれ新機種を出展。遊技機だけでなく近畿キタック販売(株)や(株)オーイズミ、(株)大平商会などによるホール設備などの展示も行われ、大勢のホール関係者が新機種・新製品を見ようと会場に集まった。