娯楽産業 (株)ダイナム(本社／東京都荒川区)は3月21日、一般社団法人パチンコ・トラスティー・ボード(PTB)による「第9回評価調査」を受け、評価分類10分類中すべてにおいて最高評価格付け「AAA」と評価され、上場会社の模範となるレベルとして設定されている格付評価を受けた事を公表した。
PTBは、パチンコホール経営企業の社会的地位向上を目指す、業界外の有識者・専門家による第三者で構成される組織。2005年の設立以来、社会に信頼と安心を提供できるパチンコホール経営の確立を目的として調査を行っている。本年度のダイナム評価調査は、2016年12月1日〜20日の間、本部ビルにおいて各部門責任者・担当者へのヒアリング並びに規定、マニュアル、帳票類の確認、またPTBにより選出された5店舗へのヒアリングと視察が実施された。
同社はPTB設立当初から評価調査を受けており、経営姿勢の開示、コンプライアンス協議会の発足、内部監査規定見直しなど、社内体制の改善に継続して取り組んできた結果、2012年に親会社である(株)ダイナムジャパンホールディングスが世界基準の評価を得て、香港証券取引所メインボードへの株式上場を果たす事につながったと考えている。
今後も同社は、PTBによる評価調査を受けると共に、継続的に社内体制の整備・改善を行い、業界のリーディングカンパニーとして、業界団体を通じてこれまで培ってきた経営管理の仕組みを積極的に開示する事で業界全体の健全化、社会的地位の向上に取り組むとしている。
【評価概要】
・評価「AAA」分類 (経営管理の仕組みが、上場会社において模範となるレベルに達している)
10分類(ガバナンス・基本的姿勢・フレーム・財務プロセス・反社会・社会的要請・その他法令・風適法・労働法・内部監査)