ダイナム 老人福祉施設利用者を招き無料体験会

(株)ダイナム(本社/東京都荒川区)は2月24日、ダイナム信頼の森 三重松阪三雲店において、パチンコ無料体験会を開催した。

体験会は地域のファンに向けた遊技台の無料開放とともに、老人福祉施設の利用者を招待して、パチンコを通じた娯楽を提供する社会貢献活動の一環として開かれた。当日は地域の老人介護施設である、みどり津デイサービスセンターから33名、若葉さわやか苑から2名、60歳〜90歳までの計35名が参加して、パチンコを楽しんだ。県内において直近では4年前、「ダイナム三重津高茶屋店」のグランドオープンに伴い、無料パチンコ体験会を開催している。今回参加したみどり津デイサービスセンターは、津高茶屋店の無料体験会をチラシで見て、レクリエーションの一環として開催を希望したが、日程等の調整がつかず、当時は残念ながら見送られた。その話を聞き、今回、その様な施設からの要望に応えるべく、近隣の老人福祉施設に声をかけながら、大型入替と設備変更による店休日を利用して開催に至った。

一般開放の無料体験会と並行して行ったため、老人福祉施設利用者は1ボックス半(60台)が用意され、その中で各自パチンコを楽しんだ。この日のために県内全店(全11店舗)のストアマネジャーが応援に駆けつけ、初めてパチンコに触るという初心者に遊び方を教えたり、リーチ演出を一緒になって楽しむなど交流を図った。もとより同店は中高年層のファンが多く、車いすで来店するファンの姿も珍しくないという。サービス介護研修を受講している鈴木友悟ストアマネジャーはじめ、現場のスタッフにおいても車いす用に遊技チェアを取りはずすなどの対応に慣れている。訪れた施設利用者はおよそ7割がパチンコ未体験者であったが、きめ細かいサポートもあり皆一様に楽しむ事ができたようで、遊技後のアンケートでは約9割が「また遊びたい」と回答していた。

三重ゾーンを統括する日馬一幸ゾーンマネジャーは体験会を通じて、日々の営業では感じる事ができない“気付き”を得られたと話す。勝ち負けではなく、パチンコ本来の楽しさや魅力を再認識する機会となったそうだ。設備や遊技機が画一化する中、ファンを楽しませる施策をいかに打ち出せるかが店舗の強さとなる。余暇の選択肢が広がり、パチンコが衰退の一途を辿る現状、それに歯止めをかける為にもまずはダイナムが率先して余暇を充実させる取組み、そして各種社会貢献活動をはじめ、社会に対しパチンコの魅力を発信していきたいと語った。