(株)ダイナム(本社/東京都荒川区)は昨年12月26日、ダイナム宮城仙台一番町店ゆったり館を完全分煙の店舗としてリニューアルオープンした。「仙台初 一歩先を行く ぱちんこ屋さん。」をキャッチフレーズとして掲げ、たばこを吸う人にも吸わない人にもパチンコ・スロットを楽しんでもらいたいという想いから店内は全席禁煙。たばこを吸う人にも一息つけるよう快適な喫煙専用室を設けている。厚生労働省が定めた分煙効果判定基準に準拠した空気の流れを設け、一度に10人以上が喫煙可能な19平方メートルの広さの喫煙専用室となっている。
完全分煙の店舗への取組みについて山崎規雄ストアマネジャーは、「立地環境や来店されるお客様の多くは、加熱式たばこを吸っている方が多いと思いました。そこで店内アンケートを行ったところ、約4割が喫煙者であり、そのうち15%が加熱式たばこの愛煙者でした。そして、喫煙者の多くは受動喫煙のニュースなども見聞きしており、意識されている事がわかりました。一方で『パチンコをしない理由』に『たばこの臭い』という声が多い事から、たばこを吸う人にも吸わない人にもパチンコ・スロットを楽しんでいただける完全分煙の店舗を目指したいと思いました。本部からも『都市型店舗のモデル』としてゴーサインをいただき、約10日間店休してリニューアルしました。一番苦労したのは、ヤニの除去作業です。天井、壁、空調機、遊技台・椅子、掲示物など今まで喫煙できる空間にさらされていたすべての部分を交換、清掃するために、専門業者を手配したり、社内に応援要請したりと徹底的に行いました」。
開店初日に遊びに来ていた女性(66歳)に完全分煙のホールの感想を聞いたところ、「私も家族もたばこは吸わないので、パチンコして帰宅すると、体中たばこ臭いと家族に嫌がられます。全席禁煙の店になり、好きなパチンコを気兼ねなくできるので大賛成」と歓迎していた。また、週3回以上は遊びに来るという愛煙家の女性(60歳)は、「禁煙はちょっと寂しい気がしますが、時代の流れでしょうがないでしょうね。喫煙(専用)室はキレイで居心地が良いので、無理せず遊技にも集中できると思います」。もうすぐ社会人になるという男性(20代)は、「よく遊びにきます。たばこは吸わないので、臭いが服に染み込まないので歓迎です」など、仙台一の商業地区である一番町に時代を先取りした店舗の誕生を歓迎していた。
同店の禁煙対応店舗は「ダイナム信頼の森」24店舗、「ダイナムゆったり館」2店舗の計26店舗(全席禁煙・完全分煙店舗)を展開しており、受動喫煙対策を積極的に推進している。
【ダイナム宮城仙台一番町店】
住所/〒980-0011 宮城県仙台市青葉区一番町4丁目2番10号 仙台東映プラザビル地下1階
遊技機/パチンコ213台、スロット112台
ゆったり広々の喫煙専用室。ソファーやベンチ、大型TVを配置
「たばこを吸う人も吸わない人も楽しめる店舗です」と強調する山崎ストアマネジャー
ダイナム・キャラクター森の妖精モーリーズのモリスケが出迎えた