病気と闘うこども達への支援を目的で2009年からはじまったチャリティイベント『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』は5月9日・10日の2日間、麻倉ゴルフ倶楽部(千葉)において開催。大会実行委員長の青木功氏、王貞治氏、日野皓正氏の呼びかけに賛同したゴルフ男子プロ28名、著名人28名、一般アマ56名が参加し、ギャラリーも6000名を超える来場で賑わった。
プロの部は奥田靖己選手14アンダー、著名人の部は前田亘輝氏(TUBE)が16アンダー、そして一般アマの部は李大殖氏が25アンダーとそれぞれ優勝。初日-7、2日目もイーグル2つを含む7アンダーで回り、倉本昌弘、室田淳、藤田寛之、宮里聖志、藤本佳則の5選手を1打差で制し優勝した奥田選手。「皆さんの応援がパットに乗り移って、入れる事ができた」とファンの応援に感謝していた。大会実行委員長の一人である王貞治氏があいさつし「この大会は7回を迎えた。みなさんとの距離も近く感じていただけるようになったのではないだろうか。これからもみんなで力合わせてこの大会を盛り上げていきますので、よろしくお願いします」と、来年の開催に協力を呼びかけた。
今回7回目を迎えた大会は、病気の子どもたちへの支援、小児医療の中枢となるこども病院への支援、また11年の東日本大震災以降は、被災した子どもたちや震災孤児たちの支援する団体ならびに基金など子どもたちを支える目的に活用している。選手の賞金、入場券収入、チャリティ販売収入の一部など、09年からの合計寄付金額は約2億5000万円に達しており、今大会も直近の集計では2000万円余の規模となっていた。
なお、この大会をサポートするため、遊技業界関連では、(株)ニューギングループ、KYORAKU吉本.ホールディングス(株)、セガサミーホールディングス(株)、(株)平和、(株)藤商事等、各社が協賛した。
左から日野実行委員長、奥田選手(プロ優勝)、青木実行委員長、前田氏(著名人優勝)、李氏(一般アマ)、王実行委員長
浄財のために用意された多数の著名人からのオークション出品で賑わった
オークション出品有志の哀川翔氏、ヒロミ氏、堤下敦氏(インパルス)がトークショーでオークションを盛り上げた
5位スタートの奥田プロは安定したショットで前日コースレコードの倉本プロを逆転
会場の各所では、NPO活動のPRコーナーを設置