サン電子 新規則機・6号機時代、今できること

サン電子(株)(本社/東京都台東区)は3月8日、ジュエラーズタウン・オーラム(東京都台東区)において、Prime(プライム)AIセミナーを開催し、ホール関係者100余名が参加した。

第1講座は、アミューズメントビジネスコンサルティング(株)の代表取締役・林秀樹氏による「新規則機・6号機 完全移行に向けて今できること」と題して、半年後に迫った消費増税の対応について見ていった。増税は、消費マインドの冷え込み、税負担の増加が予想され、この影響を最小限に抑えるために可能な施策を検証した。

第2講座は、「ホールコンピュータから見る消費増税対策〜外税対応検討のポイント〜」についてサン電子(株)の情報戦略部・長谷川武亮氏が担当。実施時期、貯玉乗入システム、データ管理等、検討すべき項目を見ていった。

第3講座は、「消費税対応=3×3×3×・・・×2の公式!それが、『今、選択の根拠』となる。」と題して、(有)トータル・ノウ・コネクションズの代表取締役・高橋正人氏が決断すべき要点を説明した。高橋氏は、「かつて1万8000店舗あったホールは1万店舗です。約半数が消え、今お集まりの皆様は勝ち残った方々ばかりです。次は生き残るための戦略、お客様が自分の店を選んでいただける来店動機を考える事です。現状維持はありません。各諸施策のする・しないという選択、そのための準備が必要です。決めるのは皆様自身です」と、直面する消費税対応、自主規制期限等、変革期における自店営業力の再確認をレクチャーした。