エンビズ総研 第12回P能検・成績優秀企業(者)を表彰

(株)エンタテインメントビジネス総合研究所(本社/東京都千代田区)が実施している、パチンコ店舗管理者実務能力検定試験(P能検)の成績優秀企業並びに優秀者に対する第12回表彰式が2月7日、東京・上野のエース電研本社で開催した。成績優秀企業2法人、成績優秀者2名を表彰した。

藤田社長はP能研の設立趣旨を踏まえて挨拶した。「昨今のコンピュータ技術の発達はめざましい。AI(人工知能)含めて、人の仕事だったものが置き換わっていっている。そうした事から、10年20年先の業界の未来を予想すると、人の学ぶという事の大切さが私たちの価値だと思えてならない。P能研によって、知らなかった事、出来なかった事が、知る・できるようになる喜びもある。企業単位、また個人から周囲へと広がっていく事を願いつつ、P能研が継続して、将来的には業界挙げた学びの機会にしていければと思っています」と開催意義を述べた。

その後、成績優秀企業1位となった(株)永和商事(本社/三重、出席・呉秀和取締役営業部長)、2位スタートラクト(株)(本社/東京・出席、三ヶ尻正義氏・営業管理部)を表彰。また、成績優秀者では1位・巴商事(株)の相原晋営業部長、3位(株)永和商事の鬼頭良二店長を表彰した(同3位には、同じ永和商事の鳴海進悟氏、徳田優氏)。

成績優秀企業1位の呉営業部長(永和商事)は、「自社にはウイングアカデミーという学びの機会があり、全社的に活用して幅広い知識の習得に努めています。私たちの携わる仕事は 、許可営業であるため、遊技機含めて健全適正に運用する義務と責任があります。そのために必要なものが知識です。このたびのP能検で我が社の理解度が上がった事が確認できてよかったと思います。この事に満足することなく日々精進していきたい」と喜びを語った。2位の三ヶ尻氏は、「P能検を継続して受けてきました。当初は10名前後だったが、10年前に店舗店長、マネージャー、管理職全員が受けるようになり、今回は66名が受けました。一人ひとりが日々切磋琢磨した結果として、企業としてのレベルアップにつなげていきたい。今後も人材育成の一環として続けて受けて参りたい」とP能検の重要性を述べた。

また、成績優秀者1位の相原営業部長(巴商事(株))は、「この業に精通するための基本とな るテキストというものはなかった。しかしスタッフ全員を教育しなければいけない。そうした時にP能検がスタートする事を聞き、第1回から受けています。継続して学ぶ事を続けてきたが、厳しい業界にあって、生き残ってこられた糧の一つと思います」と述べた。第3位の鬼頭店長((株)永和商事)は、「パチンコ営業に携わる一人として、また会社の学ぶという風土のもと、その模範となれる一人になれるよう努めていきたい」と3位3名を代表して述べた。

P能検は、業界知識、一般常識、マーケティング、労務管理など全7科目から100問を出題し、合計点数の能力検定試験。毎年9月に試験を実施、累計7500名以上が受験し、今回は433名が受験した。また、今回P能検お試しセットを今春より発売すると発表。検討・関心はあっても場所やスケジュールなどの都合で今まで受けられなかったという企業・個人向けに開発した通信制のセットとなっている(お問い合せはエンビズ総研まで)。