アサヒディード 「パワーハラスメント予防研修」実施

(株)アサヒディード(本社/大阪市中央区)は6月30日(1回目)・7月20日(2回目)・8月25日(3回目)にわたり、本社において部長や店舗・本部のマネージャーを対象にした「パワーハラスメント予防研修」を実施した。

研修の目的は、日々職場で、軽いハラスメントが横行していると、周囲はそれが日常となり、深刻なハラスメントが起きている現場を見ても、不感症となり、“いつものことか”と「注意を払わない」、「止めに入らない」という事があるという研究結果がある。そういうハラスメントというものをなくし、働きがいのある会社、イキイキした職場を創りだしていきたいとの想いからというもの。

当日は、(株)FCEトレーニングカンパニーの荻野純子取締役を講師に迎え、男性管理職社員26名が受講。荻野取締役は、「部下の気持ちや考えに共感する為、相手の感情を理解する必要があります。その為には、分からない事は質問したり、『褒める』や『叱る』事により、コミュニケーションを図ります。指示や報告を受ける際も仕事を通じてメンバーを育成するチャンスです。人間は感情の生き物です。ハラスメントは相手がどう思うか?が重要とも言われます。部下(相手)も感情がある、ということを肝に銘じて、マネジメント、育成をして下さい。指示する時、報告を受ける時に、共感や質問、褒める、叱るのスキルをうまく活用しながら部下とより良い関係を構築していって欲しいです」とアドバイスした。

受講した管理職社員たちからは、「これまで“相手のことを分かったつもり”のコミュニケーションだったところを、真に理解し今後も正しい関係構築を目指していきたい」、「自身は、『褒める』事が苦手です。しかし、『褒めるスキル』を意識して使用するようにし【良い行動を習慣化】してもらえるようにしていきたいと思う」との言葉があった。