【総会】東京遊協 リモートにより総会を開催

東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は5月26日、遊技会館において第54回通常総(代)会を開催。緊急事態宣言下にあり、組合員の多くがリモートにより、議事を運営した。

阿部理事長は冒頭挨拶において、規則改正の経過措置1年の延長と21世紀会決議、セーフティネット等の公的資金の対象業種適用、パチンコ店の換気対策動画など、コロナ禍の昨年1年間を振り返った。「新型コロナウイルスは、1年以上にわたり世界中で人類を苦しめていますが、ワクチン接種の拡大、遊技機性能の見直しなど、明るい話題も見られます。来年の新年会こそは、皆さまと一同になり、明るい未来を共に祝いたいところです」と組合一丸となった取り組みを要請した。

リモートにより警視庁生活安全部の江口博行風俗保安対策官が行政講話を行い、コロナ禍にあってガイドラインに沿った感染防止に努めて欲しいと述べた。業界については①旧規則機の計画的撤去(廃棄の適正な対処)②依存対策の積極的な取組み③広告宣伝への健全化④暴排徹底の取組み、の4点について、遵法営業を要請した。

議事において、全8議案を原案通り承認。その中、組合員店舗数は、前年度比で62店舗減少し、715店舗。遊技機台数においても、前年比で1万8155台減少し、28万529台となった(2021年3月末現在)。臨時理事会においては、副理事長の異動があった事から副理事長及び委員会委員の選定、21世紀会決議内容の一部改定(5月7日)について決議した。

その他、今季予定している東京・ファン感謝デー(6月18〜20日)について、緊急事態宣言の再延長の可能性が想定されており、決まり次第に変更等の連絡すると報告した。

【新役員】(敬称略)
副理事長/柳桂観、伊藤誠規
専務理事(候補)/佐戸幸弘(予定)