【総会】日工組 新理事長に金沢全求氏(三洋)

日本遊技機工業組合(市原高明理事長)は5月29日、東京・千代田区のKKRホテル東京において第53回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選で、金沢全求氏を理事長に選任するなど、執行部(副理事長)を刷新し若返りを図った。なお、市原氏は相談役に就任した。

金沢新理事長は、業界が一丸となって健全化施策の取組みを掲げて、他団体との連携強化を所信とした。その中で、メーカーとして不正に強い遊技機開発など、安心して遊べる遊技機提供を唱えた。

新規組合員として、(株)七匠・照沼丈史社長(東京都千代田区)を承認した。当期のぱちんこ遊技機の証紙発行枚数は約240万枚(遊技盤約98万枚含む)で、前期に比べ約87%(約36万枚減)。回胴式遊技機は、約31万枚、前期に比べ約9万枚増。遊技機回収システムは、約151万台(ぱちんこ137万台、回胴式遊技機14万台)。

【新役員】(敬称略)
理事長/金沢全求(昇任)
副理事長/筒井公久(新)、榎本善紀(昇任)、井上孝司(新)
専務理事/緒方右武
常務理事/山澤 求
会計理事/永野光容
理事/新井悠司、内ヶ島隆寛、福岡尉敏、井置英夫、渡辺圭市(技術担当)
監事/小塚英治(新)、嶺井勝也(新)

☆金沢全求(かなざわぜんきゅう)氏
1954年生・愛知県。名城大学商学部卒。77年三洋物産入社。2001年三洋販売代表取締役。2005年三洋物産専務取締役、12年代表取締役副社長。10年日工組副理事長。