MIRAI 11月に設立5周年の記念式典

一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟(金光淳用代表理事)は9月17日、都内台東区のオーラムにおいて、9月度定時理事会(直接参加154名・リモート11名)を開催した。新規入会の賛助会員3社を承認。これにより正会員63社、賛助会員107社となった。

<主な質疑>
①第27回参議院議員選挙において、遊技業界を代表する候補者落選の件/全日本遊技産業政治連盟による総括については未了。落選という結果は残念(公認政党の不評、選挙ターゲットを業界内に置いていた点等、意見は様々)。ただし、実感的には手応えがあった。総括はするのだろうが、業界として共有されるのかについては、全日本遊技産業政治連盟(職域支部含む)の判断に委ねたい。一方で、選挙違反の事案があったことについて、捜査の進捗を待つしかない。コンプライアンス(法令遵守)にひと際重きを置いている業界の一人として、残念であり、遺憾に思う。
②設立5周年記念式典(祝賀会)/2020年10月に設立してから5年になるところから、11月12日、都内の東天紅において記念式典(祝賀会)を開催。MIRAI徽章の発表。翌13日、ザ・ゴルフクラブ竜ケ崎においてチャリティーゴルフコンペ。チャリティーの浄財は、RSN並びにワンデーポートに寄付する予定。
③MIRAI夏季合宿2025/8月27~28日、定山渓万世閣で開催。参加122名(内20代の参加者35名、インターン学生11名他)/27日、業界パーパスの実現向けての重要なポイントとなる「若年層ユーザーの新規獲得」に向け、「20代を『知る』から『理解』へ」パネルディスカッション。28日、「マクロデータで見る20代遊技者の動向について」パネルディスカッション。その中で、心理的(怖そう・不正・ハマる)、社会的(反社会的・不適格人物・依存症)、経済的(大金が消える、遊技金額)、情報的(情報不足・初心者に不親切・ネガティブ情報の拡散・非日常)という各種障がいがあるとした。今後、打ち出された課題について対応していく。
④お試しプレイ(遊技)について/遊技機メーカーと共同した遊技機のお試しイベントを協議している。今後、具体的になれば発表していきたい。担当するMIRAI委員会(ファン創造PT)において、ホールに設置している営業遊技機をお試し体験に使えるようにできるかの可能性について対応・協議している。ホール店舗施設にある、喫煙施設、トイレ、携帯端末等の充電などを遊技者以外にも使えるような機会づくりの可能性など、夏合宿で各種寄せられた意見などから、実効性に向け取組んでいる。
⑤セキュリティ部会(営業戦略委員会)/8月に福島県のパチンコ店で現金約2800万円が奪われた事件では、内部犯行の疑い、SNSなどで募集する匿名流動型犯罪グループ(いわゆる「トクリュウ」)の介在など、逮捕者が増えた等、報道されている。これについては、現金を取扱うという業種であり、部会においては、防犯対策をどう組むのか、あるいは、従事者の安全確保や万が一被害に遭遇してしまった従事者のメンタルケアなど含め、対応に努め、共有していきたい。

<主な報告事項>
■新規入会
賛助会員/KHコンサルティング(株)(代表取締役・丹野祐希氏)、(株)大宏(代表取締役・石塚哲也氏)、BLAIN DIVE(株)(代表取締役・松田修身氏)
■設立5周年関連PT報告/11月12日設立5周年記念祝賀会、翌13日チャリティーゴルフコンペ
■MIRAI夏季合宿2025/8月27、28日、定山渓万世閣ミリオーネで開催
■沖縄持ち出し理事会/10月22日、沖縄青年会館において開催。RSN訪問、ストアコンパリゾンを計画。

一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟(MIRAI)