【総会】大阪青年部 未来っ子カーニバル第40回となる節目の年

大阪府遊技業組合連合会青年部会(金森健鎰部会長)は5月26日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪において、第39回定時総会を開催した。

玉城浩蔵副部会長の開会のことばに続き、金森部会長は、「青年部会は安心して楽しめるホールづくりに向けた情報交換、若年層に向けたアプローチ方法の研究など、各部会員が現場で培った経験や知見により実践的な取組みにつなげています。横のつながりとして全国青年部の広がりを活かし、知恵と行動力を結集して業界の発展、地域社会への貢献につなげていきたい」と業界の未来を拓く取組みを青年部会の活動指針とした。

親組合を代表して、平川容志会長(理事長)からは、「若い力と柔軟な発想は、今後の大遊協、大遊連、さらには業界全体を支える原動力になると思います。引き続き、知識と見識を深め、親会と連携しながら業界発展に尽力して欲しい」と青年部会の各種活動に期待した。

来賓には、大阪府警察本部生活安全部保安課の畠久保毅管理官、坂口健悟係長が出席。畠久保管理官からは、未来っ子カーニバルは全国的に注目される社会貢献活動であると高く評価した。大阪府下の刑法犯の認知状況が増加傾向にあり、ニセ警察官詐欺等の特殊詐欺の悪質巧妙化など、犯罪抑止に向けた広報啓発活動に協力を呼びかけた。業界に対しては「ぱちんこ営業の健全化」について2点を要請。①不正改造事犯の根絶(遵法営業がなされていることを前提として遊技機の変更承認申請および認定申請における現場検査の運用を行っており、これまで以上に不正根絶に努めて欲しい)②ホール周辺における子どもの車内放置事故の防止(幼い命を守るべく巡回活動を実施しているが、全国的には、放置発見のケースが報告されており、防止活動にさらなる包括的な対応)を要請した。

総会成立報告(出席9名、委任状5名)により、議長団に靍丸雄一郎氏、夏川卓也氏を選任した。議事においては、3議案を上程し、原案通り承認した。

第二部では、経済ジャーナリスト・作家の渋谷和宏氏が「日本経済の行方」と題し講演を開催。次々と誕生する新しいモノやサービス。その中でも流行するものには、それだけの理由がある。なぜその商品が生まれたのか。なぜ消費者はそれらを求めるのか。時代潮流や経済動向を踏まえながら解説し、ビジネスにつなげるヒントを伝えた。①「1947~49」②「2600万人」③「2300兆円」という三つの数をキーワードとした。①戦後の団塊世代の生き方(大量定年の影響や今は老後の生き方のムーブメントを創り出している)②団塊の世代を含め、2023年までに2600万人が65歳の退職年齢を迎えた。軸足を仕事から余暇・レジャーに移しているのは全人口の5人に1人。③そして65歳以上が全体の65%以上の金融資産を有しており、その影響力は「健康」と「時間」に向かっている。その兆候はフルサービス型喫茶店の斜陽化から一転急進、キャンプ産業の人気に如実に表われたとした。働き方が多様化する中で、時代に合わせた企業経営とはどうあるべきか。躍進できるポテンシャルとして、①寄り添う姿勢(力)。目先の利益ではなく、長期的永続的な前提で寄り添う。しかも業界として情報共有して寄り添うことができれば、「LTV」(Life Time Value:顧客生涯価値)へと可能性が広がる。LTVに応えることができる経営者の無私の姿勢を掲げた。

懇親会において金森部会長は、青年部会という場を通じた出会いと問題共有によって業界人としての見識を高めあえるとして、あらためて連携と交流を深めていきたいと挨拶。来賓を代表した新井丈博部会長(京都青年部)は、未来っ子カーニバルに参加した感想を踏まえ、業界の社会貢献のシンボル的な存在であると、年末に再び参加したいと述べ、一緒に青年部会活動に力を合わせたいと祝辞とした。その後、新井稔史相談役(兵庫青年部・前部会長)による乾杯の音頭により、本年第40回を迎える未来っ子カーニバルの開催に杯を掲げ、懇親を深めた。

大阪府遊技業協同組合