福岡県遊技業協同組合(平岡聖教理事長)は5月25日、グランドハイアット福岡において、2026年度(第65回)通常総代会を開催。任期満了に伴う役員改選においては、2016年に就任以来引き続き、平岡理事長の再選となった。
総会成立報告(43名出席)、宮本敏憲副理事長の開会のことばに続き、平岡理事長が挨拶。「全日遊連の副理事長(2020年~)として遊技機対策を担当してきた。感じるのは、業界がシュリンクして先細り感が否めない中、一部企業だけが儲かれば良いという時代ではなくなった。推しの日の件もそうだが、業界全体が一体となって知恵を絞りお客様の拡大を図っていく時と感じている。推しの日施策の全てが上手くいったわけではないが、今後もこれを続けていくことでパチンコ、パチスロという言葉が日常的な会話の中で出てくるような環境を作っていくことだと思う。簡単にできることではないが、次の時代に繋ぐためにもしっかりと顧客ニーズを広げていくことだと思います」と述べ、厳しい経営環境だが、相互扶助の精神より組合の活動を強調した。
議事では、庄野崎哲彦副理事長を議長に指名し、7議案を上程し、原案通り承認した。26年3月末現在の組合員数は238店舗(前年より13店減)・新規1店、廃業10店、休業10店。総台数は前年より3637台減の14万9164台(パチンコ8万2108台・前年比4806台減、パチスロ6万7056台・前年比1169台減)となった。
最後に、平本一基青年部会長より総会スローガン、宣言を読み上げ、採択した。その後、山田篤副理事長の閉会のことばにより総会を終えた。
総会後、福岡県警察本部生活安全部生活保安課・許可等事務担当室の長澤陽介課長補佐が「ぱちんこ業界の現状と遵守事項」について講話。5月2日・3日の推しの日プレテストの取組みについて、国民の娯楽が多様化する中で、新たな顧客獲得活動は重要な課題と思う。今後、プレテストの結果について共有すると思うが、健全化に資する発展につながることを期待しているとした。4月3日、貴組合と警察本部で災害時における施設利用に関する協定の締結があったが、「地域における安心安全の拠点として、有事の際も含めて引き続き協力をお願いしたい」と呼びかけた。ぱちんこ営業に向けて①ぱちんこへののめり込みや依存対策(「福岡県ギャンブル等依存症対策推進計画」2026~2028年度による実効性ある取組み推進)②業界の健全化に向けた自主的な取組みの推進(広告宣伝ガイドライン等)③各種オンライン化への対応について(現在まだ立ち上がって間もないが、今後、自治体含めデジタル化が進んでいく。業界としてもデジタル化の推進にアンテナを広げて協力)と、3点要請した。管理者講習については、オンライン講習の実施も準備している段階とした。
総会後、恒例の社会貢献寄付金贈呈式では、公益社団法人福岡県防犯協会連合会、福岡県児童養護施設協議会、公益社団法人福岡県少年警察ボランティア協会、公益社団法人福岡犯罪被害者支援センター、公益財団法人福岡県暴力追放運動推進センター、公益財団法人九州盲導犬協会の6団体に平岡理事長から社会貢献寄付金を贈呈した。
祝賀会において平岡理事長は、「今は業界が力を合わせて、お客様を増やしていく施策(推しの日等)に取組んでいます。振り返りますと、パチンコは生活に身近にあったように思う。それが遠ざかってしまっているので、もう一度身近に感じてもらおうと取組んでいる。新たに1期2年間理事長を拝命したところであり、後進の育成に努めて全体最適な組合づくりにしていきたい」と挨拶した。森弘幸生活保安課長(福岡県警察本部生活安全部)は、「ぱちんこが身近な大衆娯楽として県民に親しまれるよう、依存症問題の解消や営業の健全化に向けた取組みを推進して欲しい」と祝辞した。國分寿人理事長(九州遊商)の乾杯の音頭により、懇親を深めた。
【新役員】(敬称略)
理事長/平岡聖教
副理事長/安藤彰展、庄野崎哲彦、金山俊秀、山田 篤、金海安州之
監事/宮本敏憲、久保憲仁

