東京遊協 八王子組合がふれ愛ボウリング大会に139名を招待

東京都八王子市内のパチンコホールが加入する八王子遊技場組合(阿部恭久組合長)は11月14日、市内のSAP日野ボウルにおいて、「ふれ愛ボウリング大会」を開催した。この大会は、障がい者とその家族の方がこの八王子の地で、安心してその人らしく暮らせるための活動をする福祉事業所(八王子いちょうの会)の利用者らを招いたチャリティイベント。ボウリング大会の開催は今回で29回目の開催となった。

黒田隆雅監事(第9ブロック協議会)、第1回から協賛の中川喜博社長(西都ヤクルト販売)、八王子いちょうの会(山川徹理事長)の吉村博之所長らが、それぞれ開催が継続できていることの意義と感謝を込めた。招待されたのは社会福祉法人・八王子いちょうの会が運営する3事業所(工房虹、ゆぎ工房、工房東浅川))の利用者139名。参加者は、バンパー付きのレーンでプレイに興じた。また、投球が難しい参加者には補助台が用意された。ストライクやスペアが出ると笑顔やハイタッチを交わす姿が見られ、楽しい時間を過ごしていた。

黒田監事は、「毎年この時期になると、このボウリング大会の季節になったと思います。コロナ禍で中断したが、昨年から再開することができ、引き続きご参加をお願いします」と参加者の楽しそうな表情が継続の源泉と述べ、来年30回に向けて意欲を見せた。中川社長からは、「31年前、私が新入社員の頃から始まったこの大会、今後も協力していきたい」と述べていた。発足して60年余を迎える八王子いちょうの会の吉村所長は、「この日を楽しみにしていた。楽しそうな表情・アクションをたくさん見ることができて良かった」と大会の継続と招待に感謝の意を重ねていた。

なお、八王子社会福祉協議会への寄付金贈呈式も予定しており、12月15日、八王子市役所に届ける予定となっている。

東京都遊技業協同組合