【総会】佐賀遊協 新冨和紀理事長を再任

佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合(新冨和紀理事長)は5月30日、ロイヤルチェスター佐賀において、「令和7年度通常総会」を開催。任期満了に伴う役員改選では、新冨理事長を再任した。

総会では、全8議案を上程し、原案通り承認した。組合員数(平成7年3月末)は、43店舗と4店舗が廃業。遊技機設置台数は2万3854台で前年より2427台の減。こうした厳しい情勢の中、組合の名称に「パチンコ・パチスロ店」と変更したことは、県民に向け分かりやすく組合社会貢献の取組みなどが着実に浸透しているとした。

その後の授与式において、(共同)助成団体認定証では、社会福祉法人佐賀いのちの電話(野田豊秋事務局長)に贈った(写真)。野田事務局長は、「1998年から開局して27年になる。すべて皆様からの浄財により運営されており、24時間対応で年間1万8千件余の状況です。今後も長く続けられるよう努めますのでよろしくお願いします」と謝意を述べた。寄付金では、公益財団法人佐賀県防犯協会(梨木公博専務理事)、公益財団法人佐賀県暴力追放運動推進センター(大坪正文専務理事)に目録を贈った。

第二部において、佐賀県組織犯罪対策課の小川寛課長補佐、生活安全企画課の中垣裕樹係長が行政講話を行った。中垣係長からは、適正かつ健全な営業、広告宣伝の適正化等について要請があった。

祝賀会において、主催者を代表した新冨理事長は、再選されたことを受け、副理事長の清水敏行氏、宋太賢氏(新任)を紹介。執行部の若返りのもと、パチンコ産業のパーパスを実効性あるものとして推進していく必要を強調した。「日本一若い執行部になりましたが、全国的にも類を見ない取組みをしていると自負しています。これからの二年間、楽しいこと、アッと驚くような取組みをしていきます」と所信を述べた。その後、山下雄平参議院議員、田中寿一首席参事官(生活安全部)、福市光浩課長補佐(生活安全企画課)ら多数の来賓を迎えた。祝辞で田中参事官は、業界の健全化のもと県民に愛されるホール営業に期待した。山下議員からは、新冨理事長のリーダーシップを高く評価した。村田充西日本営業部長(そごう・西武)は、9月に予定しているファン感謝デーの主幹事として、メインキャラクターに佐賀出身の江頭2:50さんを登用したファン感を企画しており、社会貢献のPRとファン開拓の一助になればと、述べた。

【新役員】(敬称略)
理事長/新冨和紀
副理事長/清水敏行、宋太賢