【総会】千葉遊協 任期満了による役員改選で星山理事長就任

千葉県遊技業協同組合(田中幸也理事長)は6月8日、千葉市内の京成ホテルミラマーレにおいて、第55回通常総会を開催した。任期満了に伴う役員改選において、田中理事長が勇退し、星山聖達新理事長が就任。また、社会貢献活動として、公益財団法人千葉県暴力追放県民会議に寄付金の贈呈も行った。なお、会場では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、出席者は理事・組合長に限定しての開催となった。

挨拶に立った田中理事長は、「遊技機の撤去期限に関する経過措置の延長が、昨年5月14日に国家公安委員会において改正され、1年間延長される事になりましたが、計画的な入替の観点から21世紀会決議へのご協力をお願いしていたところ、本年5月7日に改正21世紀会決議が承認され、5月14日の全日遊連全国理事会で遵守する事が決議されました。間もなく新基準機の認定も始まりますが、旧基準機の認定切れ、検定切れに十分注意されるようお願いいたします」と述べ、我々の商売は、適度にお客様が射幸心を抱く商売ではあるが、今回のコロナ問題でも自分だけよければよいという話しではなく、組合員各位の利益を守り、社会からの不快感を拭い去るという事を考えて、執行部と組合員各位が一丸となって、業界が存続発展できる対応をされる事を切望するとした。

第7号議案の任期満了に伴う役員の改選では、3期6年務めた田中理事長が勇退し、星山新理事長が就任した。挨拶に立った星山理事長は、「我々、遊技業界を取り巻く環境は、店舗数の減少傾向が止まらない中、コロナ禍における経営面に対するダメージ、旧規則機への移行対応、ギャンブル等依存症に対する取り組み等、多くの課題に直面し、大変厳しい状況が続いております。このような中、県遊協として今一度しっかりまとまって、これらの課題に取り組んでいく事が何よりも大切な事と考えており、組合員の皆様には、組合運営に対するさらなるご理解とご協力をお願いしたい」と述べ、組合員各位の協力を要請した。

【新役員】(敬称略)
理事長 星山聖達
副理事長 久岡広季、長谷部進、月城孝一、川合弘竜、金本武志、川野大介
専務理事 峯島弘幸