東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)の八王子遊技場組合(阿部恭久組合長)は12月15日、社会貢献活動の一環として、八王子市社会福祉協議会に寄付金を贈呈した。
贈呈式は、市長応接室において開催され、阿部組合長、黒田隆雅監事(第9ブロック)、新居正宣事務局長が出席。阿部組合長は、社会福祉協議会の名誉会長を務める初宿和夫八王子市長に50万円の目録を贈った。
阿部組合長は、「社会貢献に業界挙げて取組んでいます。八王子市で営業させていただいております22店舗は、地元の方々に少しでも役立てていただきたいと思います」と挨拶。この寄付金を原資として活動をしている「勉強お助け教室由木教室」の佐治俊代表、非営利団体 アートピアの溝上誠司代表が活動報告し、謝意を述べた。「あらゆる学習機会に恵まれない小中学生」向けの学習支援することを目的に、主にシニアボランティアが中心となって活動している由木教室では、多くの支援をいただいていることを利用者や市民にわかりやすく周知していきたいと佐治代表は述べていた。また、障がい者・高齢者等向け「誰でもコンサート」の開催を続け、若手音楽家の社会貢献参加にも努める溝上代表からも、幅広い年代の方が集まり、協働できるよう頑張りたいと話していた。
初宿市長は、「市民と市長のふれあいトーク」を通じて、よりよい八王子市政としていく活動を続けており、特に福祉充実に力を入れていきたいと述べた。阿部組合長は、業界の取組むpp奨学金や島田療育センターの支援について報告。特に八王子にある「島田療育センターはちおうじ」で市長とつながりがあり、自治体や地域と一体になって社会福祉の増進に取組みたいとし、また、青少年の健全育成について懇談を深めた。なお、同組合による寄付金の贈呈は平成23年(2011年)から継続され、今回で15回目となった。

