日遊協中部 8月の「子どもの車内放置撲滅キャンペーン」実施

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)の中部支部(東野昌一支部長)は8月7日、名古屋市北区にあるZENT名古屋北店において「子どもの車内放置撲滅キャンペーン」を実施した。熱中症警報の出る日が続いており、子どもが車内に放置され、熱中症に陥ったというような取り返しのつかない事故を防ごうという呼びかけ含め、訓練を実施して地域に呼びかけた。

遊技業界では、7月・8月の2カ月間を「車内放置特別強化期間」として位置付けており、全国各地区、各関係者で取組みが行われている。中部支部は、マイカーでの利用率も高い地域性でもあるところから、幼い命が車内放置で犠牲になるような痛ましい事案が未然に防げるようキャンペーンを企図したもの。8月のお盆休み前ということで、地域と連携した活動となった。日遊協会員の他、愛知県北警察署(生活安全課)、北区少年補導委員会、名古屋市中央児童相談所、名古屋市北区役所民生子ども課、中部遊技機商業協同組合、回胴式遊技機商業協同組合など、約25名が参加した。

榎本悟副支部長は、キャンペーンの意義を挨拶で伝え、多くの関係者の参加があったことに謝意を述べた。また、北警察署の藤ノ木昇課長からは、巡回活動の励行などパチンコ店舗における車内放置防止の取組みに敬意を表した。そして、他の駐車場施設について、日ごろから注意を払う意識を周囲の方々にも広げてもらいたいと述べていた。

参加者は手分けして店舗の駐車場・立体駐車場(1400台収容可能)を巡回活動。参加した関係者(店舗従業員含)は、懐中電灯を手に車の中を1台1台のぞき込み、途中、後部座席までくまなく確認するなど真剣な面持ちで、啓発チラシを乗車していた一般の利用者に配りながら、一台一台見回った。なお、その模様は地元メディアが取材を行っていた。

一般社団法人 日本遊技関連事業協会